みなさんいかがお過ごしでしょうか？
僕は大学のプレゼンが明日に１つ、来週に2つ控えているため頭が大パニック状態です（笑）
皆さんの中で海外の大学に行きたいと思いながらも、実際に海外の大学ってどんな授業を受けているか想像もつかない方は多いのではないでしょうか？
そこで今回は、僕が通うゴールドコーストのグリフィス大学の授業をご紹介をさせていただきたいと思います！
①本当に意味のある授業だからいい！
まずオーストラリアの大学の授業は「本当に意味のある授業」だと個人的には思います。
机に向かって勉強するものだけでなく、実際にプレゼンテーションをしたり、レポートを書いたり、ディスカッションをしたりなど、社会に出たときにそのまま使う事が出来る授業内容が提供されています。
僕はBachelor of International Business（国際ビジネス学）を専攻しており、様々な分野においての国際的なビジネス学というものを学んでいます。
例えばBusiness Logitstics（物流）の授業では、自分が物流会社で働いているとして、他の国に物を運搬するにあたってどんなリスクが考えられるかや、どんな方法で物を運ぶかなど物流の一連の流れを全て自分で考え、それをまとめます。
船で物を運搬する際には、実際にどれだけの時間がかかるか計算したり、どれだけのコンテナが必要か、どれだけの重さになるかまで考えなくてはいけません。
マーケティングの授業では、クライアントの会社の改善すべき点を解析し、その上でこうすればもっと会社が成長するといった提案も含めてレポートにまとめたりします。
こういった実践的な課題の内容が多いため社会に出たときにそのまま応用して使えるというのが大きなメリットだと思います。
②勉強の量が多いからいい！
そして気になる所がその勉強の量ですが、これがまたすごいことになります（笑）
出来た課題を印刷してみると、ほとんどの課題はA4の紙が10何枚分になるほどで、国際会計のレポートは20何枚になりました（笑）（もちろん文字でびっしりです。）
もちろんそれは1教科あたりの課題の量なので、1学期で4教科ある方は、教科にもよりますがこれの4倍になります。
テスト勉強も同じく、量はとても多いです。
去年受けたマネージメントのクラスはテスト範囲が教科書の200ページ分ということもありましたし、アジア国際政治経済学ではテストの問題が全てライティング系の問題で、3時間のテスト中にA4の紙11枚分書いた事もありました。
勉強量は多いですが、全て終わった時の達成感は言葉では表せないほどで、これを乗り越えたからもう何が来ても大丈夫！という自信も生まれます。
③正解がないからいい！
僕が専攻しているInternational Businessでは基本的に模範解答というものがないため、「こうすれば正解！」というものがありません。
もちろん4択の問題もあったりするため、それに関しては解答はありますが、多くの問題はShort Answerと呼ばれる筆記系の問題がでます。
その問題の種類も様々ですが、お題に対する自分の意見を書いたり、どうすればこの問題を解決する事ができるかなどの「考える力」を養う問題がとても多いです。
つまり普段の「記憶する勉強」に加えて、「考える勉強」が加わってきます。
なので、僕の学部の多くの方は世界情勢の内容とそれに対する自分の意見などをさらって授業中に発言する事ができるので、世界のレベルは高いなと日々実感します。
考えるその分勉強時間はかなり伸びますが、1つ1つに疑問を持ち考える力がつくため、論理的に考える思考を身につける事ができます。
④勉強する環境だからいい！
ここまで読んでいただいた方はみなさん同じ事を思うと思います。
え？じゃあオーストラリアの大学ではひたすら勉強？
そうなんです、基本的に皆さん、昼ご飯や晩ご飯を持って行き、土日も学校の1日中図書館にこもり、課題に取り組んだり、テスト勉強したりします。
ただそれだけ高い意識を持って勉強している人たちが周りにいるた、普段集中力が全く持たない自分でも頑張らないと、とモチベーションを維持する事ができます。
オーストラリアの大学には他にもいい点はたくさんありますが、これが僕の目線から見た大学の1番いい所だと思います。
将来に役立つような勉強がしたい！という方は、ぜひオーストラリアの大学も視野の1つとして入れてみるのはいかがでしょうか？
