楽しすぎるスーパーマーケット「Coles Local」

オーストラリアに住んでいる人であれば、Colesといえば誰でも知っていると思います。オーストラリアは大きなスーパーマーケットはColesとWoolworthの2つしかなく、オーストラリア全土どこでも簡単に見つけることが出来ます。 私もいつもほんとうにお世話になっているスーパーマーケットで、得にパンデミック中には最も訪れた場所でもあります。

先日お友達のお家に遊びに行った時に、「Coles Local」に寄ってみない?と言われ、あまり期待もせずに入ったら、Colesにいるのに海外のスーパーマーケットにいるようにワクワクしてしまいました。 今日はそんな「Coles Local」をご紹介します!

まず「Coles Local」は、最初ビクトリア州のSurrey Hillsのオープンから始まり、ST KILDA、NSW州のRosebay、そして今月ホーソン地区のGlenferrie Roadにオープンしたようです。今後他州でもオープンを予定しているようです。

Surrey Hillsのウェブサイトを見る限りでは、「食を愛する」をモットーに、ローカルで取れた野菜や食材を扱い、コミュニティーと繋がり、そして食材を無駄にしない環境に優しいスーパーマーケットとして作られているようです。

スローガンはいくつかありますが、私がいいなと思った点はSurrey Hillsのウェブサイトでも紹介されています。オーストラリアらしいスーパーだな、と思って、なんだか私も協力したくなりました。

「食べ物を無駄にしない」
売れなかった商品は食べ物を必要としている家族やコミュニティーにすべて寄付します。また地域の一部として、ボランティア団体が提供する食をサポートしています。

「オーストラリア農家最優先」
地元の生産者と協力してオーストラリアで育てられた、品のよい製品を提供します。

「環境に配慮します」
燃費の良い冷蔵庫や閉ループ化水循環システムを取り入れ、エネルギーや二酸化炭素排出の削減に力を入れた環境に優しいスーパーを約束します。
*https://www.coleslocal.com.au/#ourpeopleより参照

さて、今回私は、Glenferrie駅から歩いて3分「Glenferrie店」にお邪魔しました。

まず入り口を入って心躍ったのが、Mochi&Coのデザートセクション。オーストラリア人には馴染みのないモチがありました。他にもマカロンなどがショーケースに入っていて、自分で勝手に選ぶことが出来ます。Mochiの説明書きを見てみると、アイスクリームダンプリングって書いてますね。雪見大福みたいな感じでしょうか? 今度買ってみたいと思います。

商品は比較的手動式が多くて、コーヒーやフレッシュのオレンジジュースなんかも、自分で作れちゃいます。

そしてパンセクションもとても楽しかったです。とても沢山の種類のパンが置いていて、メルボルンで有名なチェーン店カフェ「Laurent」のバゲットも売っています。そして、その横にはパン切り機が! 自分でお好みの薄さにスライス出来ますよ。

ビスケットやクッキーが置いているセクションもあり、メルボルンで有名なIrrewarraやPhillippa's Bakeryのお菓子も売っています。これ、お土産にちょうどいいですよ。

またケーキセクションもあり、こちらもメルボルンで有名なカフェBurunettiのケーキやNoisetteのクロワッサンや菓子パンなどもここで購入できます。

他にもチーズや生パスタなども通常のColesでは売ってないものがあって、あれもこれも目移りしそうでしたが、ローカル原産のものは少しだけお値段も上がるので、慎重にチーズとパンだけ購入しましたが、1時間以上もなんやかんやと探索しながらスーパーで楽しい時間を過ごせました。

またこのスーパーのいいところは、普通のColesと同じ商品も置いているところ。他店と同じく毎週のスペシャル料金も適応されているので、いつもと同じ買い物をすることも出来ます。

現在はメルボルンでは3店舗のみとなりますが、もし今後近郊に行くことがあれば一度寄ってみてくださいね。いつものスーパーとは違う楽しさがありますよ。

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する