浪人生ですけど今からオーストラリアの大学進学はできますか?

4月、新学期が始まり、新しい生活をスタートさせた方もいれば、納得のいく結果を出すことができず、浪人する、という道を選ばれた方もいるかと思います。
最近お問い合わせで頂くのは、浪人をしたけれども、オーストラリアの大学進学を目指してみたい!という内容。

でも、今から準備してオーストラリアの大学進学は間に合うのか、不安に思っている方もいらっる様子。

結論から言えば、「全く問題なく間に合います」

オーストラリアの大学進学は、日本の大学のように、この時期までに出願をして、試験を受けて、4月に一斉に入学、という仕組みではありません。

そもそもオーストラリアでは、ギャップイヤーという考え方はありますが、「浪人する」という概念がありません(英語で「浪人」を調べてみても、該当する英単語がないと思います)。

目指す大学やコース、高校の成績、英語力等によって進学の仕方や日程が変わるので、状況に応じて進学プランを組むことができます

オーストラリアへの大学進学方法は、「オーストラリア大学進学方法」をご参照ください。

例えば、メルボルン大学進学を目指す場合、4月の出願で、最短8月のファウンデーションコース入学を目指すことができます。

2019年8月-2020年5月:ファウンデーション
2020年7月-2023年6月:メルボルン大学

英語力基準を満たせていない場合は、語学学校等へ行く等して、2020年2月のファウンデーションに入学をすることもできます。

ディプロマコース経由で大学2年編入を目指す場合、4月の今すぐに出願を行えば、最短で6月入学を目指すこともできます。

例えば、パースのカーティン大学の場合。

2019年6月-2020年6月:ディプロマコース
2020年7月-2022年2月:カーティン大学

カーティン大学編入のディプロマコースは、2月、6月、10月と年3回入学あるので、英語力の問題で6月入学が出来ない場合は、大学付属語学学校へ通い10月や2020年2月入学でプランを組むこともできます。

英語力と高校の成績条件を満たせていれば、直接入学ができる大学もあり、4月の出願で7月入学に間に合わせることもでる大学もあります。

直接入学ができる大学は、「高卒で直接入学ができるオーストラリアの大学」をご覧ください。

現役・浪人に関係なく、オーストラリアの大学進学をすることができますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する