州で違うスーパーマーケットの営業時間〜アンザック・デー〜

今週の月曜日は、アンザックデーで祝日のためお休みでした。
アンザックデーとは毎年4月25日、第一次世界大戦のガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う日となります。早朝には、追悼式も行われます。

お休みの日、スーパーに買物に行こうかと考えて、ネット検索していたらオーストラリアの各州のアンザックデーの営業時間についての記事を見つけました。
Daily Mailの記事はこちらから

オーストラリアは、州によって規律があるのですが、スーパー等の営業時間についても各州でもルールが異なるというこの記事。
ちなみに上記の記事を簡単にすると各州のルールはこちら!

New South Wales
スーパーマーケットは13時から営業が認められる。パブ等は営業が認められる。

Victoria
スーパーマーケットやパブ等は13時から営業が認められる。

Queensland
基本的にはスーパーマーケットやパブ等は13時から営業が認められるが、ゴールドコースト、ケアンズ、ポートダグラス地区のスーパーマーケットの殆どは閉まる。

South Australia
市内のスーパーマーケットやパブ等は12時から営業が認められるが、市内以外のスーパーマーケットは閉まる。

Western Australia
スーパーマーケットやパブ等は基本閉まる。ただニュースエージェンシー(新聞や本が売っている小さなお店)や薬局に関しては例外。

なんだか、その州の特徴が出ていて面白いなーと思いました。
シドニーなどはパブは例外になるというのは、それだけ観光客や地元の人の利用率が高いという事だし、メルボルンは基本少し静かにはするが、便利さは残す。
また、アデレードやパース、ゴールドコーストに関しては基本従業員もお休みにして、便利さ重視よりも営業をしないルールにするなどその州に住む人の生活スタイルが分かりますね。

日本では祝日でもお店などがお休みになることはありませんが、オーストラリアでは、祝日になると、電車の本数が減ったり、スーパーマーケットが営業しなかったりということが普通にあります。 これは、祝日にゆっくり過ごす、労働者を少なくするという事が前提にあり、こういうところがオーストラリアだなーといつも思いますが、私はこのような不便さがとても心地よく感じます。

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する