英、仏に行ってみて豪について思うこと〔言語編〕

11月にお休みをいただき、ロンドン、パリに行ってきました。

オーストラリアに長期滞在する者として、また留学カウンセラーとして、イギリス、フランスという別の国に行き、改めてオーストラリアを色々な観点から見ることができたので、何度かに分けてブログでお伝えしたいと思います。

パリでは毎日のように「英語が全く通じない。」ということを痛感させられましたが、フランス語圏でフランス語を話せない私たちが”いけてない”ということで おいておき。。。

イギリスは本当に長い歴史があり、オーストラリアのような歴史の浅い移民の国ではないので、英語ができて当たり前の国なのでは?と思ったのです。
白人だけでなく、黒人、インド人も多いですが、彼らはイギリス英語を話していました。ネイティブレベルの英語力があって、それが当然という感じでした。
ロンドンでは、どこに行ってもまず女性である私に話しかけてくるか、夫と私、2人に向かって当たり前のように普通のスピードで話しかけてきます。
それはイギリス人の意識の中にアジア人=英語が話せないという意識があまりないのではないでしょうか。これもまた裏返すと、英語を全く話せない人たちを当たり前のようにを受け入れてはいないのではないかとも思うのです。

英語が上級者レベルで、イギリスの大学や大学院に行くというのはありだと思いますが、イギリスに英語を学びにいくというのはちょっと違うのではないかと思ったのです。それなら英語を話せなくても、ちゃんと受け入れてくれるオーストラリアのような寛容な国で、まずしっかりと英語を学ぶというのは正しい選択なのだと、イギリスに行ってみて留学カウンセラーとして改めて自信をもって言えます。

107
118
154