短縮される言葉たち

オーストラリア英語は色々と独特な表現があり、日本人はその省略の仕方に戸惑うことも多いのではないでしょうか。

例えば、

arvo = afternoon
barbie = barbecue
brekkie = breakfast
biccy = biscuit
chokkie = chocolate(chokkie biccyとか言われると?になりますね)
Maccas = McDonald's(マクドナルドです)
Woolie = Woolworths(スーパーね)
Ta = Thank you(省略しすぎだろ)

等々・・・知人のオーストラリア人も「私たちはlazyだからね、hahaha!」とネタにしています。

でも、日本人も結構言葉省略する民族。

ファミマ = ファミリーマート
Official髭男dism = ヒゲダン
スラムダンク = スラダン
マクドナルド = マクド or マック(しばしば論争になる)
了解 = り(Taのこと言えないな)

エモい、ワンチャン、チルい・・・この辺は省略言葉ではなく、若者言葉になるのかな。

まだ私が留学をして間もない頃、日本人の友達に「アジグロいこー!」と言われた時、「アジグロ?ノドグロ?魚?」と何のことかわかりませんでした。

アジグロは、アジアングローサリー(Asian Grocery)のことで、アジア系の食材や品物等を売っているお店のことです。

よくよく考えてみると、普段意識しなくても、オーストラリアに住んでいてよく使う日本語的省略言葉は色々とありますね。

メルセン = メルボルンセントラル
スクホリ = スクールホリデー
メル大 = メルボルン大学
ビクマ = ビクトリアマーケット
ジャパレス = 日本食レストラン
チャイケア = チャイルドケア

等々、省略語ではないですが、パースを走る無料のCat Busを「猫バス」と呼ぶ人もいますね。

日本人が使う短縮言葉、語学学校などでの話のネタになるかもしれません。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する