日本ではあまり馴染みのないギリシャコーヒー。実は、メルボルンとギリシャには非常に深い繋がりがあります。現在のメルボルンの洗練されたコーヒー文化は、ギリシャやイタリアからの移民が築き上げたものだとも言われているそうです。
メルボルンは「世界で3番目にギリシャ人が多い街」?!
ギリシャ系住民が18万人を超えるメルボルンは、本国との歴史的・文化的つながりが非常に深い街です。その規模は本国の主要都市に匹敵し、アテネ、テッサロニキに次ぐ「世界で3番目にギリシャ人が多い街」と呼ばれることもあるほど。ギリシャ国外では、世界最大のコミュニティを形成しています。
1960年代、政府の支援を受けて数万人のギリシャ人が移住したことで、メルボルンのコミュニティは一気に拡大しました。
今やギリシャとキプロスを除けば、これほどの規模でギリシャ系の人々が暮らす場所は、世界中のどこを探してもここメルボルンの他にありません。
ギリシャの風を感じるおすすめエリア3選
メルボルンを歩いていると、ギリシャ人オーナーが営むカフェやレストランをあちこちで見かけます。「ふらっと入った普通のカフェが、実はギリシャメニューが充実した隠れ名店だった!」なんて嬉しいサプライズに出会えるのも、この街ならではの楽しみです。特にギリシャ文化が色濃く残る、おすすめの3エリアをご紹介します。
・Lonsdale Street
シティ(市内)でギリシャ系のお店が集まっているといえば、まずはここ。
毎年2〜3月には、南半球最大級のギリシャ祭「Antipodes Festival」が開催されます。通りが歩行者天国になり、数万人が集まり、文化、ダンス、食べ物を楽しめます。
Antipodes Festival 公式サイト
次回開催:2026年2月28日・3月1日
・High street
1950〜70年代にかけて、多くのギリシャ人移民がノースコート(Northcote)やソンバリー(Thornbury)周辺に移り住みました。その名残もあり、今でもHigh Street沿いには、地元の人に愛されるギリシャ系飲食店やショップが並んでいます。
・Eaton Mall
メルボルンの「リトル・ギリシャ」として最も有名なのが、オークリー(Oakleigh)にあるEaton Mall。歩行者天国の両脇がすべてギリシャ系のカフェやレストランという光景が広がっています。本場の活気を感じながらコーヒーを楽しみたいなら、ここが一番のイチオシです!
夏にぴったり!2つのアイスコーヒーのご紹介
では、ギリシャスタイルのアイスコーヒー「フラッペ」と「フレド・カプチーノ」をご紹介します♫Frappe(フラッペ)
「お湯がなかったから、仕方なくシェイカーにインスタントコーヒーと冷水、砂糖を入れて振ってみた」のが始まりと言われているこのコーヒー。最大の特徴は、カップの半分を占めるほど分厚くクリーミーな泡です!このふわふわの泡が、驚くほど美味しいんです。
本場ギリシャの「ネスカフェ」のインスタントコーヒーを使って作られるのが一般的で、カジュアルに楽しめる夏の定番です。
Freddo Cappuccino
(フレド・カプチーノ)
こちらは少しリッチな気分になれる一杯。急冷した濃厚なダブル・エスプレッソの上に、シルクのようなミルクフォームを重ねた2層仕立てのコーヒーです。インスタントではなく挽きたての豆を使い、特殊なブレンダーでミルクをホイップすることで、生クリームのように濃密な泡が出来上がります。
グラスの中で、漆黒のコーヒーと真っ白なミルクがパキッと分かれた美しいグラデーションは、見た目もとってもおしゃれです!
お薦めのギリシャカフェ
ご紹介したストリートに行けば、必ずどこかしらで素敵なギリシャ系カフェに出会えるはずです。Googleマップで「Greek cafe」と検索するだけでも、魅力的なお店がたくさんヒットします。私もいくつかお気に入りがあるのですが、今日は最近見つけた「グリークスタイル」のとっておきのカフェを一つご紹介しますね。
Tasteport
住所:307 Coventry St, South Melbourne VIC 3205
マップ:こちら
まるでギリシャの家庭にお邪魔したような温かさが魅力のTasteportは、珍しい「ギリシャ風クレープ」が楽しめるお店です。スイーツ系からおかず系まで揃うクレープはもちろん、定番のギリシャスイーツや、サクサクのギリシャパイ、Spanakopita(ほうれん草のパイ)もあります。もちろん、今回ご紹介した「フラッペ」や「フレド・カプチーノ」も楽しめます。
サウスメルボルンマーケットのすぐ目の前にあるので、マーケットでの買い物ついでに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♫