Tim Tamから学ぶオーストラリアとアメリカのお菓子の分類

日本でもよく見かけるようになった、オーストラリアを代表するお菓子といえばTim Tam(ティムタム)。

アメリカでも2008年から販売されており、売れ行きは好調のようですが、オーストラリア人をびっくりさせたことがあります。

Tim Tamのパッケージをよくみると、オーストラリアでは"Original. Made with irresistible real chocolate"と書いてありますが、アメリカでは"Original Cookies"です。

これにオーストラリア人は、「クッキーだって!?まじか!!」となりました。なぜならオーストラリアでは、Tim Tamは「ビスケット(biscuits)」と呼ぶからです(ちなみに、ビスケットのことは"bikkie"とも言います)。

詳細は、Wild detail spotted on Tim Tam packetをご参照。

オーストラリアで「クッキー」は、"a more pastry style product similar to a scone"のことを指すそうです。ただ、SNSで「安売りしているよー!」と話題に上がる、Byron Bay Cookiesは「クッキー」を使っているよな?と思い調べてみると、「アメリカンスタイル」を意識しており、あえて「クッキー」を使っているよう。

個人的にこれも「ビスケットなの?」と思ったのは、色々なフレーバーが楽しめるShapes。
日本人の感覚では、ビスケット感はないものの、オーストラリアではビスケットの分類。

ちなみに、日本ではビスケットもクッキーもあまり区別していない感じですが、ビスケット協会によると、クッキーは『「手作り風」の外観を持ち、かつ糖分と脂肪分の合計が重量比で40%以上のもの』と定義づけられているそう。

うーん、なんだかややこしいですが、気になった方はさらに深掘りして調べてみてください。


坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する