楽園マグネティックアイランドに行ってきた!

こんにちは!ブリスベンオフィスのメイです

先日、お休みをいただき10年間気になっていた島に遊びに行ってきました!


その名もマグネティックアイランド

この島が気になっていたのには理由があります。

10年前、私がメルボルンでワーキングホリデーをしていた時に、シェアハウスをしていた家のオーナーさんは、シティにある個性的で可愛いビルのデザインなどを手がける敏腕デザイナーさんでした。

名前はテサ。


私がメルボルンオフィスでアシスタントとして入社したての時、ちょうどテサの可愛いお家に住んでいて、テサに話を聞いてはブログにしていたのを今でも覚えています。

「How are youにネイティブはどうやって返してる?」

メルボルンにはいつ春が来る?

そんなクリエイティビティ全開で活躍しているテサは、たまにふらっと旅行にいきます。

「シティでの生活に埋もれたり、疲れたなって感じた時、自分の創造力を充電するためにマグネティックアイランドに行くの。自然がすごいの。本当におすすめ。もう何度も行ってる」

実際私が住んでいた間にも、テサはこの島に1-2週間遊びに行ったりしていました。

その時は「マグネティック…面白い名前。へぇーこんなに北にあるんだぁ」くらいにしか思っていなかったのですが、それからずっと頭の中に残っていたのでした。



クイーンズランド州に住んでいる今、ふと調べてみると思ったよりすぐに行けそうじゃん!ということが分かり、満をじして行ってみることにしました。

結論、マグネティックアイランドは楽園のようでした。


マグネティックアイランドってどんな場所?

Magnetic IslandはMaggie(マギー)と呼ばれ地元民、自然が好きな人、アーティストにも愛されている島です。


島は52km²ほど(八丈島よりもちょっと小さめ!ってイメージつくかしら。笑)で、島の70%以上は国立公園で自然がとても豊かです。人口は2500人ほど、かなりゆったりしている島です。

島の名前の由来

1770年、探検家のジェームズ・クックがこの島の前を通ると、突然コンパス狂い始めました。
「えっ…もしやこの島、磁力ある⁉︎」とすぐさま“Magnetical Island(磁気の島)”と名付け、そこからこの名前になったそう。
※後々の調査で島には磁力はありませんでした

アクセスしやすい!

島から一番近い都市はTownsville(タウンズビル)です。
フェリーで20分ほどであっという間に島に到着です。


タウンズビル空港からシティ中心まではUberやタクシーで15分くらいで移動も楽でした。

フェリーは1時間に1本程度運行されていて、事前予約もなく簡単に乗ることができます。
(もちろん予約してもOK!)

チケットはその場で買えます!


散策しやすい!

島内は公共バスでの移動が便利です。


エリアによっては電動スクーターで移動が簡単にできます。レンタカーやレンタバイクもあります。

到着したフェリーターミナルからすぐにバスに乗ることができます。

バスは1日乗り放題でなんと2ドル。

目的地まで、どのバスに乗ればいいか分からなくなることは絶対にありません。

なぜなら路線が一つしかないから!!爆

島内には【250】のバスのみが運行しています。

バスドライバーのおじちゃんは、10年バスで島を巡っているとのことでかなりのベテランでした。この仕事が好きで島を愛してるんだなーっていうのが伝わってくる人でした。

荷物を持った私たちに「どこに泊まるの?」と聞いてくれて、バス停でなく滞在先の前まで行って降ろしてくれてたりと、島ならではのあたたかさとゆるさを感じました。


海沿いのサンデー・マーケット

島の北部にあるHorseshore Bayは毎週日曜日海沿いでマーケットが行われています。

こちらもバスで簡単に行けちゃいます!


海を見ながら掘り出し物探し…なんて豪華なの。

ブリスベンのマーケットよりもの〜んび〜りしている雰囲気で、ここでしか出会えないオリジナルの作品にも出会えました:)


私もいつか海沿いマーケットでお店出したいな、と思いました:)

Horseshore Bayには数軒カフェやレストランもあります♪
私のおすすめは、Cafe Nourish


どこまでも透き通る青い海

島と言えば海。島のどこを散策してもすぐに海に出られるのが最高でした。


島内にはたくさんのビーチがありましたが、それぞれの場所に個性があるなと思いました。

Horseshore Bayのような賑やかなビーチもあれば、トレッキングをしないと行けないような隠れビーチ、静か〜なひっそりとした湾も、どれもとっても素敵でした。(3泊では行ききれなかった!)


ゴーグルで海の中を覗くと、魚が泳いでいるのも見えます。


野生コアラにHello!

国立公園では野生のコアラに出会えるチャンスがあります。

この先にコアラちゃんがいるってことね…!

Forts Walking Trackを散策している時に、前から歩いてきたお兄さんに「コアラ見た?」と話しかけてみると、「いたよ。バッチリ見た」と情報をくれました。

場所を教えてもらいつつ、コアラを見逃さないようキョロキョロしながら歩きます。

す、る、と…

いたーーーーー!


いましたコアラ。


寝てます。やっぱり寝てます!!(コアラは1日20時間以上寝る)

しかもよく見てみると、背中に赤ちゃんも一緒に寝ていて、フワッフワしていて癒されました。(最高)



ワラワラしてるワラビー

コアラだけではない!マグネティックアイランドに来て一番驚いたのは、ワラビーの多さ!

マグネティックアイランドにいるワラビーは”ロックワラビー”という種類で、名前の通り岩の上をピョンピョン跳ね回るのが得意です。岩陰からひょっこり現れます。


Nelly Bay Espranade Parkというスポットが、私的No.1 ワラビーポイントでした。

ここに来るといつでもワラビーがうろちょろしており、夕方以降はその数がうんと増えます。

島のガイドをみると、ワラビーへの餌付けについてもしっかり記載がされていて、
にんじんやりんごであれば与えてOKとのこと。(餌付けは島のガイドをよく守ろう:)

早速りんごをカットし、ワラビー様たちに献上しに行きました。

ワラビーは人間に慣れていて(いつもりんごやにんじんをくれる奴らと思ってるのだろう)
結構近寄ってきます。

顔には「なんかうまいもんくれ」と書いてあり、その顔を見るともうあげざるを得ません。


りんごを一片差し出すと、さっと受け取り、美味しそうな顔でシャリシャリと食べ始めます。



う〜〜〜!可愛すぎる!!!!!


ひとりずつ全員にりんごをあげたい!と思いましたが、なんせ数が多くみんなにはあげられませんでした。

りんごがなくなったあと、それでも近寄ってくるワラビーたちに「ごめんね、ごめんね」と謝りつつ3日間毎日りんごを持って遊びに行きました。笑

個人的にはワラビーとの思い出が一番頭を占めているかもしれません。



島のアクティビティ

振り返ると宿と食べ物以外、ほとんど無課金で島で遊んでいました。(バスだって1日2ドルだし。)

海沿いを散歩する、カフェでお茶をする、ローカルショップを覗いてみる、トレッキングで自然散策、ビーチでごろごろする、星を眺める、ワラビーと戯れる…これだけでもう大満足です。


地元の学校の子達は先生から釣りの仕方や魚の種類を習っていました。
サメがいきなり釣れたらしく、盛り上がっていました。(釣った後はリリースしていました)ワイルドだな〜〜


島にはそれ以外にもアクティビティは色々あり、スノーケルやカヤック、エコツアー、動物と触れ合えるBungalow Bay Koala Villageもあります。北クイーンズランドの自然をさらに体感できそうです!

大きな自然の中で深呼吸したり、だれもいないビーチで、広い空と流れる雲を見ながら、透き通った波の中に体を浸すと、心身まで澄み渡るような気持ちになりました。


本当に素敵な場所だったので書き始めたら止まらなくなってしまったのですが、気になった!という方は是非遊びに行って自然のパワーを体感してきてください♪


PS スーパーもあり

大きなIGAと、小さなFoodworks の2個だけ!本土より若干高い島価格だなと感じましたが、必要なものは揃います!!

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

TAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する