オーストラリアから帰国後、日本からオーストラリアの公的機関や銀行などに連絡しなければならないケースが発生することがあります。2025年現在、銀行によってはアプリやウェブアカウントからメッセージやメールでやり取りできることもありますが、公的機関の場合は、メールなどでの問い合わせは受け付けておらず、電話が必須となる場合が多いです。

まず、携帯電話から「海外の携帯電話からはこちら」という番号にかけてみたのですが、「あなたの契約では利用できません」と、携帯電話会社のアナウンスが流れます。
TIS Nationalの通訳サービス経由だったらどうだろう・・とかけてみますが、そちらも同じ状況。
う~ん、困った・・
とりあえず、お昼が近かったので、近くのオーストラリア人シェフが営むレストランにランチに行き、世間話をしていたところ「このアプリだったら多分かけられると思うよ。」と教えてもらったのが【Talk360】というアプリです。
すっかり、国際電話アプリの存在を忘れていました!
他のアプリも調べたことがあったのですが、せっかくなのでそのシェフが実際に使っているというこのアプリを帰宅してから試してみることに。
1. Apple StoreやGoogole Playから【Talk360】アプリをダウンロードする。
2. セッティングも簡単。まず、電話したい国(とりあえず1つ選ぶ)、支払通貨(日本円も選べる)を選択します。あとは、スマホの番号を入力してSMSで認証コードを受け取って入力したら完了。
3. ホーム画面右上の◤+credits◢から課金したい金額(日本円だと350円、650円、1,400円)を選びます。金額選択欄の下に国名を選ぶ欄があり、そこにかけたい国を入れると、その金額でだいたい何分くらいかけられるか、相手先が携帯の場合と固定電話の場合を分けて表示してくれるのも便利です!
4. 金額を選んだら、クレジットカードでお支払い。
5. ホーム画面下部の◤Keypad◢から電話番号を入力。
myGovのヘルプデスクへかけてみると・・
つながりました!事前に、myGovのヘルプデスクはTIS Nationalの対象外であることが分かっていたため、直接かけましたが、音質も特に問題ありません。ちなみに、「オペレーターにつなぐまでに15分ほどの見込みですが、待ちますか?」と目安を教えてくれるので、待つストレスが少し軽減されました。
TIS National経由でATOにもかけてみました・・
こちらもつながりました!音質も特に問題ありませんでしたが、なぜかちょくちょく勝手にミュートになってしまうので、スマホの画面を見ながら都度マイクをオンにしながらというのが少し困りました。myGovのヘルプデスクにかけたときは問題なかったので、三者通話のせいかもしれません。
実際にかかった金額は、myGovへの電話は31分弱で195円、TIS National経由のATOへの電話は26分弱で164円でした。
【Talk360】は電話をかけるのみで、個人の電話番号を持ったり、受電したりはできませんが、用途によってはそれで充分な場合もあります。もし、日本帰国後にオーストラリアの公的機関などに電話をしなければならない場合は、利用を検討してみてください。
日本語で手続きしたいということであれば、楽天が運営する【Viber Out】なども候補になると思います。なお、以前、多くの人が利用していたSkypeは2025年5月5日でサービスを終了しています。すでにSkype クレジットをお持ちの方は、Teamsへの引継ぎ手続きを行えば引き続きSkype Dial Padの利用も可能です。ただし、新たにクレジットを購入することはできません。
余談ですが、オーストラリアの公的機関へ電話する場合は、本人確認のためにいろいろ聞かれることがありますので、あらかじめパスポートや過去に手続きした際の書類などを手元に準備しておくとスムーズです。
※この情報は、2025年8月現在のものです。
※ATOなどオーストラリアの公的機関へ電話する場合には、TIS Nationalの無料通訳サービスによる三者通話(Immediate phone interpreting)を利用することができます。(myGov Helpdeskは対象外)