電車に見るオーストラリアとの違い

気づいたら、電車を取り上げるのが2回目でした。(日豪電車対決~ラッシュ編~

別に電車好きというわけではありません。笑
昨日ニュースで首都圏の終電時間繰り上げが取り上げられていました。路線によって異なりますが、15分~30分ほど。
その理由は主に保守点検の負担軽減と新型コロナウイルスの影響による乗車人数減によるものだとか。(個人的には保守点検のために15~30分でそんなに変わるのか・・・と驚きました。本当に時間との戦いの大変な作業なんですね。)


夫(オーストラリア人)はテレビを見て言いました。
「日本の終電の人の多さ異常だよね。」


オーストラリアで終電に人が多いのは金曜と土曜の夜だけで平日の終電なんてガラガラ。ほとんど人は乗っていない、と。
先日来日した友人も驚いていたということで、(特に首都圏に住む)日本人にとっては当たり前の終電の人の多さも、とても不思議な光景だったようです。


この終電繰り上げ問題、私は全然いいことだと思っていたのですが、反対意見も多いようです。

・飲食店
店に客が来なくなる。アルバイトの子を早く返さなくてはいけなくなる。


・会社員(仕事)
仕事を早く切り上げないといけなくなる。


・会社員(飲み)
遅くまで飲めなくなる。


つっこみどころ満載ですが、びっくりしたのは「これまでのように終電に合わせて勤務を終えるのではなく、働き方を抜本的に見直すきっかけになると思う」という賛成コメントもあり、いや、終電に合わせてじゃなく終業に合わせて帰ろうよ・・・と思わずにはいられません。笑
でも、こういう方、日本では多いと思います。


オーストラリアの帰宅ラッシュは5時台で6時にはピークが一旦落ち着くとか。


新型コロナウイルスによって、リモート勤務や時差出勤、ハンコレス化などが一気に進んでいますが、せめて仕事終わりが終電ではなく終業時間になる働き方が日本でも普通になってほしいものです。

泉 紗矢香 / Sayaka Izumi

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 M144)。ゴールドコースト在住。大学在学中に留学を経験し、新卒で楽天株式会社に入社。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを飛び回る。仕事を通して自身の留学が人生や将来の仕事を考える大きなきっかけになったことを再認識し、「より多くの人が、留学を通して英語力を磨き、視野を広げ、豊かな人生を送れるようサポートしたい」という思いから、留学業界へ転職。