“自走力”という言葉は、社会人になるまであまり聞かない言葉かもしれませんが、「自分が今何をしなければいけないかを考えて行動し、アウトプットを出して、それを成果に結びつけられる力」というような意味です。
自分が何をしなければいけないかを考えるためには、たくさんの情報収集が必要ですし、行動するためには得た情報の中から正確に“判断する能力”も必要です。
これらの能力は一朝一夕で身につくものではないので、日ごろ意識をしてトレーニングしていくことが大切です。
判断するとは何かを「選ぶ」「決める」という行為です。
学生のうちからできるのは、例えば下記のようなものがあると思います。
・日常での小さな判断を繰り返す
・新しい物事や興味を持ったことに積極的にチャレンジする
・様々な知識を増やす
・客観的に物事を捉える癖づけをする
・固定観念に縛られないように意識する
・自分の意見や考えを持つようにする
・たくさん失敗する
失敗も含めいろんな経験をすればするほど、判断材料が増えていき、また、その過程で自分でしっかり考えることで、判断力が鍛えられます。
そして、アウトプットをしっかりと成果へつなげる、仮につなげられなかった場合は、どう改善すればよいのかを考えそれを次に生かす、ということも大切です。
これからの時代、40年間1つの会社に勤めようと考える人は少ないと思うので、どのような状況になってもやっていける力をつけるために、自走力を高めておくことは大切なことだと思います。