パースの人はどう過ごしているのか

コロナウィルスの影響で、最低必要な買い物、通勤を除き、外出は控えるよう指示されているオーストラリア。
パースも例外ではなく、買い物時も店の面積に対するお客様の数が決められており、Social distancing、1.5メートル離れて買い物するよう、厳しく徹底されています。


その他、屋外・屋内含め家族以外との集会は2人(自分以外1人)に制限され、公園の遊具は全てテープで利用できないように閉鎖されています。

そのため、パースシティは閑散としており、ファッション系のお店はほぼ閉店。大手デパート、MYERも閉鎖。そもそも空いているお店でも試着は禁止されているので、買う気も起こりません。

それでは、こんな状況下、オーストラリア人はどのように過ごしているのでしょうか。

仕事:自宅勤務の人が多く、政府機関でも一部在宅勤務が許可されています。

仕事以外:家族以外の集まりは自分を含めて二人以下と制限されているため、家にいるか、家族と近くの公園やビーチに行って過ごす方が多いようです。仕事が終わった後、夕方、犬の散歩や家族とウォーキングしている方も見かけます。


ただ、ソーシャルディスタンスは守らないといけないため、公園に行っても家族以外の人とすれ違う時には、距離を保っています。また、距離を保つようにお互い意識しているなあとひしひしと感じます。


私の場合、仕事は自宅勤務。(オーストラリア留学センターでは現在全員自宅勤務です)

普段はほぼ自宅におり、食料品など必要な買い物の時のみ外出しています。友人とはもう長らく会っておりません・・・。

そのため、家でできることをやる=掃除とガーデニングに力を入れており、おかげで庭がキレイになるという意外な効能も。

夜は人気の無い時間帯に散歩に出かけることもあります。(まるで忍者のようですが笑)

昨夜は、ビーチ沿いを散歩に行ってきましたが、同じように歩いたりジョギングをしたりしている人がちらほら。


今のパースは秋。ビーチの夜風は冷たいですが、歩いている間にそんなこと気にならなくなるぐらいリフレッシュできます。

そして、途中にはこんな手作り看板が。
このコロナウィルスで生活の状況が変化したり、精神的に落ち込んだりしている人がほっこりできるよう、きっと誰かが作ってくれたんだと思います。

この状況下だからこそ、こんな小さな思いやりが本当に嬉しいですね。

パースの人々はコロナの中でも思いやりを失わず、過ごしています?








早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する