あったかAUSTRALIA VS てきぱきJAPAN

shinjyuku stationby norio.nakayama

東京出身の私は中学、高校、大学と電車通学でした。
新宿や渋谷を通っての通学で、毎朝の満員電車に嫌気がさしていたのを覚えています。

東京で生活していると、他人の鞄や肩とぶつからない日はないんじゃないかと思うくらい人口密度が高いですよね。

ぶつかってしまっても、無視なんてことは日常茶飯事。ひどい時は睨まれちゃったり、舌打ちされちゃうなんてこともありますよね。。。

たまに『あっ、すみません!』とか言い合えちゃった日には、なぜかとても幸せな気分になっちゃう私です。

オーストラリア人はというと、☆とにかく優しい

日本のように人口密度も高くないので、歩いていて他人とぶつかるなんてことはまずないのですが、もしぶつかっても全く悪い気分になりません。(だからといって自分から人にぶつかりにはいきませんが…)

『おっと、ごめんね!よそ見してたよーあははっ!』とか、『ごめんなさいね、大丈夫?』というのが普通です。

悪い気にならないどころか、なぜか私はこうゆう瞬間に『あーオーストラリアって良い国だな』と思うのです。

アクシデントでぶつかってしまったのに、その出来事からなぜかハッピーな気持ちになってしまうオーストラリアンパワー。

赤の他人にでも、優しく笑顔で振る舞える国って本当に素敵だと思います。

Smileby LawPrieR

日本もこんな風になったら良いなーと思う気持ちを抱えながら、日本に一時帰国をした時のこと。

久しぶりの日本。わくわくしながら友達と新宿に買い物に行きました。お気に入りのショップでショッピングを楽しんでいると…

日本では当たり前の光景である、『いらっしゃいませー』と何回も大きな声を出しながら店内を回っている店員さんと目が合いました。

オーストラリアでの生活に慣れてしまっていた私は、いらっしゃいませと100%の笑顔で言っている店員さんに『こんにちは』と笑顔で挨拶。

明らかに『なんだこの子』と思われているのを察し、苦笑い。。。

『あ…日本ではあんまり店員さんに挨拶しないのが普通なんだった…恥ずかしい…』
(決して悪いことをしている訳じゃないのに、なぜか恥ずかしくなった私)

日本とオーストラリアのギャップを感じた瞬間でした。

しかし!日本にもたくさん良い所はたくさんありますよね。

日本人は礼儀正しかったり、時間に正確だったり、行動がとても効率的。

オーストラリア人を含め、日本人を好きと言ってくれる人は世界中にたくさんいます。

留学生活の大きな醍醐味の1つは、『こんなにたくさんの人達が日本人である私達のことを好きでいてくれているんだな』と感じられる瞬間。

現在オーストラリアで留学生活をされている方、これからされる方は、日本人であることに誇りを持ち
海外生活、頑張って下さいね!

Japanby PinkMoose

樋口 優 / Yu Higuchi

東京オフィス勤務。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 H310)。大学4年の時、アメリカに留学中の弟を訪れた際、海外の大学のキャンパスや留学生活を垣間見て「私も留学したい!」という思いが爆発。即座に手続きを進め、短期留学でイギリスへ。その後も、海外への興味はさらに増し、今度は長期留学をするため、治安と気候が良いオーストラリアへ。自身の留学経験から「これから留学する人たちが、オーストラリアで充実した留学生活を送れるようお手伝いしたい」との思いを抱き、現職に就く。このカウンセラーに質問する