前回に続いて、食べ物の話題です。
前回は、オーストラリアで太るモト、のお話でしたが今回は、その逆、ヘルシーな食べ物。
ヘルシー食材の豆類、豆製品といえば日本人の食生活に欠かせない「お豆腐」が挙げられると思います。
ここオーストラリアでもスーパーでも普通に売られているほど定着した「Tofu」。
レストランのベジタリアン向けのメニューでも、お肉やお魚の代わりのタンパク質として「Tofu」が使われています。
そのお豆腐ですが、先日、友人から「ひよこ豆でお豆腐つくったら美味しかったの〜」と聞ききました。
ひよこ豆は、インドカレーや、ディップの材料としてもおなじみ。英語ではChickpeas(チクピー)と呼ばれます。
大豆を使わないので、味わいは違うだろうな。。。とは思ったものの早速チャレンジです。
ひよこ豆の水煮の缶詰もスーパーで売られていますが、今回のお豆腐づくりでは水煮缶は不可、乾燥豆を使います。
ひよこ豆(乾燥)を1カップとお水2カップ、材料は以上です。
大豆のお豆腐づくりで固めるのに必要なニガリもいりません。
Step1. ひよこ豆をボウルに入れて、たっぷりかぶるくらいのお水で1晩つけます。
Step2. こんな感じにひよこ豆がふっくらしたら水を切って、ミキサーへ。そこにお水2カップを加えて液体状になるまで混ぜます。
Step3. ボウルに大きめの木綿のフキン(キッチンペーパーは破れるので不可)を引いて、そこに注ぎ、しっかり絞って豆乳とおからに分けます。
Step4. 豆乳をお鍋に入れて、弱火にかけて木ベラやゴムベラでそこからすくうように混ぜ続けます。焦げやすいので目をはなさないように注意です。
Step5. 鍋底からくるくる混ぜていると、最初はさらさらの豆乳だったものが、だんだんと粘りがでてきてカスタードクリームのようになってきます。
Step6. とろん、としてきたら火を止めてタッパーへ。厚みのあるお豆腐にしたい場合は小ぶりのタッパーへ入れると良いですよ。
Step7. そのまま常温で、30分もかからず固まりますが、早く食べたい方は冷蔵庫へ。タッパーをゆすってプルプルしたら出来上がりです。
Step8. おろし生姜、青じそ(知り合いから分けてもらいました)を乗せてお醤油をチラっと。
大豆のお豆腐のようなさっぱりとしたお味ではなく、ゴマ豆腐のような、豆の味がしっかり、まったり系のお豆腐。
あまり長い時間、冷蔵庫に入れておくと固くなってしまうので、できれば早めに食べる方がプルプルの食感を楽しめます。
ひよこ豆は1袋3ドルもせずに、上記のレシピで3〜4回分。
少しの手間で、日本の味が楽しめた休日でした。
海外での食生活は、自炊力が鍵!です。
お得意のマイレシピがあればあるほど、自炊で食費も節約、懐かしの日本食も作れますね。
日本では高性能の炊飯器があって、ご飯も簡単に炊けますが、こちらでは「鍋炊き」が基本。
お鍋を使った美味しいご飯の炊き方は、ブリスベン支店の林のブログ、土鍋のススメからどうぞ。