昔、アメリカに長期留学中だった弟からこんな話を聞いたことがあります。
「留学当初は英語がうまく話せなかったから、全然理解してないのにOh really?ってとりあえずよく言ってた笑」と。
弟の言い訳としては、「とりあえずReally?って返しとけば、ちゃんと聞いてあげてる感じになるし、割と何の会話でもイケる」とのこと。
英語が得意なわけでもないのに、語学留学ではなく、いきなり現地の高校に入れられちゃったもんだから会話が理解できないのは当たり前ですが、「度胸だけは据わっているな…」と思ったのを覚えています。
でも、英語が話せないから、自信がないから、相手が言っていることがわからないから「oh...sorry I can't understand...」と、その場から逃げちゃうのは勿体ない。
それだったら、相手の話が2割しか理解できなくても、この「Really?」を駆使して会話をしてみてもいいと思うんです。
相手にバレても、バレなくても関係なし。
ラッキーだったら、「理解してないでしょ?ちょっとー!笑 こうゆう話は○○さんがもっと英語がうまくなったらするね」って言って笑ってくれるかもしれません。
私の実体験では、これでもか!というほど細かく、ゆーっくり話し直してくれました。
日本人は「他人に迷惑をかけてはいけない精神」が働きやすいからか、遠慮してしまう人が多いですが、ちゃんとゆっくり説明してくれることを嫌がらずにしてくれる人もたくさんいます。
ただ、改めて考えると、文法や英語のルールは学べるものの、会話中に出てくる相槌を学ぶ機会はなかなかありません。そこでいくつか思いついたフレーズを書き出してみました。
「Really?」だけじゃ苦しいこともあるかと思うので、いくつか会話中に取り入れてみてください。
Exactly!⇒その通り!
相槌として使えます。
相手の意見に100%同意する時とかに使えますよ。
「Exactly!」「ほんとそう!」というような感じ。
「Totally.」⇒仰る通り。その通り。間違いない。
相槌として使えます。
「Exactly」と似ていますが、「Totally」の方がニュアンス的に冷静な感じがします。
I know!⇒そうそう!知ってる!
相槌として使えます。
「しってるよ!」と怒っているのではなく、この場合は賛同の「I know!」。
そうそう!そうなんだよね~!知ってる知っている!みたいなニュアンスになります。
Right.Right.⇒うん、うん。
こちらも相槌として使えます。
「うん、うん、」「はい、はい」というような感じで、特に意見は入りませんが「聞いているよ」というのが相手に分かります。
Well...⇒んーと、えーと、そうだなぁ…
こちらは相槌というよりも、言葉に詰まった時、何を言うか考えている時などに使いますね。
文頭にくっつけて使えます。
意識して使う必要はないですが、すぐに英語が出てこない時、考えている時などに入れると、相手も「あ、今考えているのか」とわかるのでいいと思います。
テニスの錦織圭選手もインタビューでくだらない質問をされた時とか回答に困るような質問をされた時に使っていますね!
「yeah,yeah」や「ok,ok」ももちろん相槌として使えますよ。
目上の方には、「yes, yes」と言いましょう!
会話力がまだなくたって、最初から機会を最大限に生かしていきましょう!