西オーストラリア州南側の旅行記最終回、ペンバートン(Pemberton)の木登り!!
第1弾「パースから1800kmの旅 カントリーロードを行く」
第2弾「透き通る青い海 エスぺランスのビーチ」
第3弾「エスぺランス グレート・オーシャン・ドライブを行く」
第4弾「数少ない西オーストラリア州の山へ!」
パースから車で3時間半ほどの場所に、深い森に囲まれたペンバートンという小さな町があります。
このペンバートンを有名にしているものが、「木登り」。
ペンバートンの回りに、Gloucester Tree(61m)、Dave Evans Bicentennial Tree(75m)、Diamond Tree(51m)と3つ、登ることができる木があります。これらの木々は、元々ブッシュファイアを見守るための火の見櫓(櫓ではないですが)の役割を果たしていました。
今回向かったのは、一番高い75mのDave Evans Bicentennial。
まずはペンバートンのVisitor Centreでチケットを購入します。
さて、たかが木登りとあなどるなかれ。
登るのはこれです。
下から見るとこんな感じ。
横に頼りないフェンスがありますが、下は何もなく鉄の棒をつたって登っていきます。
これがめちゃくちゃ怖い。
登っていくと奥行ある森と目の前の鉄の棒との距離感からか、目の錯覚をおこしてしまい、手でつかもうとしても鉄の棒との距離感が取りずらくなります。
さらに、この狭い場所で下ってくる人とすれ違わなければなりません。二人分の体重がかかると、鉄の棒がたわむたわむ。
安全性が心配になりますが、ペンバートンのホームページに定期的にメンテナンスはしており、「No one has died climbing the trees」と、死亡した方はいないようです。ただ、 「two people have suffered heart attacks after climbing the trees」と、心臓発作を起こした方は2名いたようです。。。
でも、「落ちた人はいない」とは書いてないので、死亡者はいないけどケガした人はいるのかな。
ちなみに自分は、半分程登ったところでギブアップ。
半分の高さでも人が小さく見えます。
半分登ったところに休憩?できる場所があるので、そこで引き返しました。
日本だと事故等が起きれば、自治体や企業の安全管理がどうこう、と問題になりますが、オーストラリアのこういった場所は基本自己責任です。
恋人や好きな人といっても、恰好つけずに無理のない範囲で楽しんで下さい!!