留学先としてのオーストラリア

語学留学をしたい、海外の大学に進学してみたい、と考え始めた時に、最初に決めることは、

「どの国、どの都市に留学しよう」

でしょう。

英語圏の国では、イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアが主な留学先になると思います。
そして、国が決まれば、次はどの都市に留学しよう、となります。

オーストラリアといえば青い空、キレイなビーチ!というイメージですが、留学が長期になればなるほど、大切なのは、

「住みやすさ」

この住みやすさは実際に長期で住んだことのある人しか実感できないので、なかなか伝わりにくいものです。

私はパースに住んでいるので、私の独断と偏見で、パースの住みやすさをご案内しましょう。

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【湿気が無い】

日本は北海道以外、どこに行っても夏はムシムシしているのが当たり前。
だから日本に住んでいると6月〜8月まではこんなものだと疑問にも思いません。

でも、パースの夏は湿気が少なくカラッとしています。
これがどんなに過ごしやすいか、乾燥している都市に住んで初めて分かります。
30度でも日陰に入れば涼しいパースの夏は本当に過ごしやすいです。
でも夜はぐっと気温が下がるので、窓を開けていたら肌寒い日も。
夏でも薄手のジャケットを持ってきてくださいね。

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【どこへ行ってもとにかくキレイでのんびり】

キレイの意味は色々とありますが、文字通り、道路にゴミは少なく、道路脇の草、公園、広場の手入れをしている業者さんを頻繁に見ます。
だから、シティでも郊外でも草がぼうぼうの公園などは無く、手入れされた芝生が広々と広がり、犬を連れた人が散歩をしていたり、ジョギングをしている人がいて、自分が運動をしなくてものんびりリラックスした雰囲気を味わえます。
ちなみに、町の外観を大切にするため洗濯物は通りから見える前庭には干せず、裏庭にのみ干すことが出来ます。ご注意を。

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【人に優しいコミュニケーションを多く取る文化】

オーストラリア人はとにかくフレンドリー。
つまり、他人にも気軽に話しかけて、助けを差し伸べやすい文化です。

道で迷っていると「どこに行きたいの?」
駅で小銭が無くて困っていると「いいよ。ほら、僕のを使って」
重い荷物を持って歩いていると「どこまで行くの。持ちましょうか」
夜遅くにバスに乗っていると運転手さんが「家はどこなの?夜遅いから家の近くまで行ってあげる」

これらは全部私が実際に体験したことで、しかも珍しくありません。
パースに住んでいたら普通に体験することです。

また、通りで知らない人と偶然目があったら、他人同士でもニッコリ笑顔を交わす、バスの中でも井戸端会議が始まるなど、とにかくオーストラリア人はコミュニケーションが好き。

こんな中で生活すると、英語も早く伸びること間違いなし!
そう、オーストラリアは英語が伸びる留学地としてはかなりオススメな国ですよ。

ミニチュア風

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する