自分で金額が決められる!?レンティルってどんなレストラン??

G'day, mates :)

皆様、レンティル(Lentil as Anything)というレストランをご存知でしょうか?

非営利団体が運営しているレストランで、なんとメニューには金額が書かれていません。「Pay As You Feel」と言う博愛と平等のコンセプトのもと、なんと自分で金額を決めていいのです。つまり満足出来なかったら払わない人もいる…?

真相を確かめるべく休日にサイトを調べてみるとなんと自宅最寄り駅から一つ隣の駅にありました!本日営業と書いてある。これはもう行くしかないですね

お腹も空かせて、準備満タンです。天気もいいし、歩いて行って見ましょう!

10分程道を進むと、マーケットで賑わいのある、郊外では人気な駅「プレストン(Preston)」につきました。

少し駅前を通りを過ぎていつと、、、お!見えました!

あの赤色のオシャレな看板が目印です!

Lentil
おや?なんだか様子がおかしいですね?、、、誰もいない!!なぜ!!

Lentil
と思ったらなんと、店舗移動してました!!

,,,何という悪運の強さでしょう

lentil
「詳しくはFacebook見てね」ってもーーーっ!サイトもちゃんと更新下さいよぉぉぉ!!
泣く泣く引き戻り、家でFacebookを確認すると、最寄り駅からもう2駅奥、つまり3駅先になってました。分かってたら運動がてら歩いても良かったのに!しかし、もはや空腹で体力がありません。。。ということで、夕食にリベンジすることにしました。

数時間後

そして、昼は他の場所にお出かけして、帰り道に「ソンブリー(Thornbury)」という駅で下車。
何もなさそうな駅。。。

Lentil
悪運の強さに不安を覚えつつも、3分ほど歩くと、着きました!レンティル!!
なんだ外から見るとローカルでコアな雰囲気。入りづらいです。
でも勇気を出してあけると、カウンターは明るく解放的です!

Lentil
客席はこんな感じです。写真より照明は暗かった気がします。

Lentil
噂ではブュッフェ形式と聞いていたんですが、どうやらこの店舗はオーダー式。まず飲み物を聞かれました。

コーヒー各種(ミルクはソイのみ、チョコソースのトッピングあり)

紅茶はカフェイン有・無各4種ずづあります。飲み物の種類は豊富な印象。

 

Lentil
料理のメニューをみると、カレーやサンドイッチ。お肉料理はございません。
メインディッシュ1皿、サイドディッシュ1皿ずつのオーダー。物足りないひとは、食べ終えてからもう一度オーダーしてくださいとのこと。

美味しそうなメニューなのですが中にはなんと発音していいのか全くわからないメニューがあります。
しばらく悩んでいると、髪が緑色の店員さんらしきお姉さんが話かけてきました。

お姉さん「何にします?」
私「ベトナムサラダと、このインド式ピッツァ,,,(Oothappam?),,,,おぉ、大雑把?お〜ぅさっぱん、下さい。」

お姉さん「はい、ベトナムサラダと、オゥ、オ〜ゥン,,,私もこれ読むの嫌いなのよね、わかったわ♪」

…うーん、なんて優しくフレンドリーな店員さんなんでしょう。メニューが読めなくても恥ずかしがる必要ありません

 

料理のお味は?

待ってると、最初にドリンク、しばらくしてからご飯も来ました!

Lentil
 

味付けは優しくも、日本では味わったことのない香辛料が使われていて面白い味でした。

正直すごく美味しい訳ではないのですが、珍しくて、でもなんだか家庭的な素朴な味わいとお店の雰囲気が、定期的に思い出しに食べに行きたくさせます

 

Lentil
 

さて、そろそろお会計?の時。レジでのお会計の代わりに貯金箱に自分でお金を入れる訳ですが、、、とは言っても、いくら払えばいいのか、全くわかりませんよね。

と思っていたら、参考用の張り紙あり、以下のように書かれてました。

Lentil
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$5…本日の食事代は賄えていません。残りの足りない分はボランティアとして働くのはどうでしょう

$12…本日の食事代は賄えました。でも他にも経営維持費など、必要経費がこのレストランには有ります

$15…やったー!全ての金額は賄えられました!レンティルはこのまま経営を続けれられます!!

$20,30,50(省略)

でも忘れないで下さい。レンティルでは全てのひとがテーブルを囲う事が出来ます

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うーん、なるほど。やはり、本来なら普通の低価格帯のレストランと同程度の金額は必要なんですね。

でも、実際今日のお客さんをみる限り、訳ありそうなおじさんや、どうやって見つけたのかバックパッカーのお姉さんも来ていて、なんだか本来の金額を集めるのは大変そう

どうやら実際に数年前にはフッツクレイ(Footscray)店は実際に経営危機に直面したそうです。支援のお陰で、現在も無事に経営してますがその際には作られたドキュメンタリーがあります。


動画を見ると、地元の人達には本当に大切な場所で、愛されているようですね

店員さんもボランティア方々だから、多少の不備はご愛嬌。メニューが読めなくてもお話が出来ます!効率悪くっても笑顔で働いてます!

 

最後に、このレンティルの創設者Shanaka FernandoさんはTED×Melbourneに出演されていて彼の生い立ちから創設の経緯を知れます。

他にもYou Tubeでは彼とレストランの動画が見れます。ビュッフェ形式のお店美味しそう!行ってみたいです〜!

私もぜひ他店舗も覗いてみたり、ボランティアもしてみたいですね。その際はまたブログにアップしますね!

という訳で、もちろんタダ飯目当てではなく、英語やご飯だけではなく、ボランティアや社会勉強したい方にはぜひ一度訪れてもらいたい場所、レンティル(Lentil as Anything)でした!では、また次のブログで!

 

See you, Mates :)

 

 

 

 

staff melbourne / 長屋翔

初めての留学は、ブリスベンでの短期留学。その後日本でメディア関係の会社に就職し、3年が経った頃に「もっと英語を話せるようになりたい」「海外でもっと長期間生活したい」と考え、ワーキングホリデーでシドニーへ。最初の2ヶ月間は語学学校に通い、その後ローカルのホテルで働く機会を得ました。英語のみで働く環境はとても刺激的で、英語力も一気に上がったと思います。1年間の滞在後、再び学生ビザでオーストラリアへ。現在はメルボルンで学校に通いながら、オーストラリア留学センターメルボルン支店で皆様のサポートをさせて頂いております。