オーストラリアの現地にいると、留学生の方から学校に関するフィードバックをほぼ毎日いただきます。できるだけ、口コミ情報を入力してもらってそれをWEBサイト上で多くの方々と共有していますが、日本人の場合なかなか悪い事は記入されないので、クレームなどの情報は私たちの社内で蓄積されていきます。
不思議なもので、昨年まではとても評判が良かった学校にクレームが増えていったり、それとは逆にあまり推していなかった学校の生徒からすごく良かったというフィードバックをもらって、視察に行くとすごく良くなっていたりします。本当に学校は生き物だと思います。
そのように質が変化する理由はとても簡単で、「すべては人」だからです。学校を取りまく関係者は、経営者、スタッフ、教師、生徒、つきあっているエージェント、、、など多岐にわたっています。それぞれの人々の考え方や動きによって、学校の質はいつも変化しているのです。私はよく、学校のマーケティングスタッフにどのエージェントが頑張っているのかを聞くようにしています。それによって、どんなタイプの生徒が多いのかを想像する事ができます。あるいは生徒には、教師の質について聞くようにしています。例えば新人の教師がどんどん入ってくる学校は要注意だったりします。
私たちの会社には、このような現地でしか集める事ができないリアルな情報を蓄積して、留学生たちの学校選びをお手伝いしています。