裸足の効用


週末は海に散歩にしに行くことが多いのですが、今日は砂浜を裸足になってのんびりと歩いてきました。12年前、娘たちがパースに小学校留学をしたときにびっくりしたのが、多くの子どもたちが裸足で遊んでいることでした。シュタイナー学校であったことも影響はしていたのですが、日本ではどちらかというと神経質だった娘たちが友達と裸足で駆け回っているのを見て、安心した記憶があります。

犬の散歩などには近くの公園までみんなで裸足で行ったりすると、娘たちはどんどん歩けるのに、足の裏が貧弱な私は慣れるのに時間がかかったりしました。だけど芝生の上を裸足で歩くのは本当に気持ちがいいのです。そんなとき、長女が「裸足になると地面のエネルギーを感じられていいよね」とキャロル・キングのようなことを話していたのを記憶しています。もう、その感覚を得ることのできない僕は、ただただ娘の成長にびっくりするのと、自然の中で育っていることのうれしさを感じました。

今日の散歩では、相変わらず僕の足は貝殻を踏むだけで痛いと感じてしまうくらい弱いものでしたが、夏ですから、明日も裸足で海に出かけようと思っています。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中