英語の上達って・・・

先日現在専門学校に通っている生徒さんが遊びに来て下さった時に
英語が上達する秘訣の話になりました。
彼はワーホリの時から入れるともう4年くらいオーストラリアにいるとの事。
もちろんローカルで働いていて、専門学校でも『優』の成績を狙う
いわゆる『英語には困っていない』生徒さんの代表です。

彼が3つあげてくれたたコメントは、
「ちょっとしゃべれるようになっても自分が英語が出来るとは思わず努力をする」
などといった厳しいものでした。
確かに中級くらいでコミュニケーションが取れるようになると
勉強を辞めてしまう生徒さんも多いのが現状。
おお、厳しいな~。。。。と思いましたが、そういえば
去年帰国した、これまた4年オーストラリアに滞在していたTakafumi君も
同じような事を言っていました。

成功の秘訣は「出来るまでしつこくやる」。

ううーん。男子はとっても厳しい。

まだ到着したばかりの生徒さんや、今壁にぶつかっている生徒さんには
厳しいかもしれない・・・英語では悩みが一杯の私にも厳しいなーと思ったこのコメント。

が、よく考えてみると
あまーい自分の生活でも、毎日やっている事がありました!
毎朝のテレビニュース、新聞、ネイティブの友人たちと話す。
この中でまだまだたーくさん分からない単語や言い回しがでてくるんですよね。
それをひたすら聞いたり、調べたりしている事が日々の努力ではないか!

小さな努力なので、実を結ぶには若干時間がかかっておりますが、
一日1つでも一年で365語!
分からない事がたくさんあって全て聞く事は無理でも、
ひとつ確認するだけで確実に一歩進むのだ!
こんな『継続』なら簡単にできそうじゃないですか?

日本では毎日英語に触れるには、ラジオをつけたり英語の本を手にしたりする
ちょっぴりの努力が必要ですが、少しでもネイティブ環境に触れれば
手軽に新しい単語やフレーズが出てくるので、ネタ探しは必要なしです。

冒頭の彼のアドバイス、『オージーたちと話したら俺ってできないって思いますよ。』とのこと。
是非オーストラリアでも日本でも、継続は力なり!一緒に頑張りましょう!!


鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する