服はいらない


ワーキングホリデーや大学進学などで長期でオーストラリアに滞在するための準備をしている留学生から、どのような荷物を持っていけばいいかよく聞かれますが、服はできるだけ少なくした方がいいと答えています。

男性なら持っていくシャツは数枚程度で充分、なぜなら(すみません、女子は違うでしょうから、飛ばしてください)、日本でいけてると思って、お金をかけて買い揃えた男の子たちの服たちは、オーストラリアでは全くと言っていいほど威力を発揮しません。服自慢というシチュエーションもありませんし、誰も服が可愛いとか言って褒めてくれることもありません。

ですから、そのようなおしゃれなものはすべて日本で処分してお金に換えてきた方がいいです。こちらなら、質は高くないですが、200ドル(1万6,000円)もあれば、一週間分のオーストラリアらしい服装がそろいます。ゴールドコーストなどでは、若者は水着とTシャツでいることも多いし、サンダルとスニーカーがひとつずつあれば履物も足りてしまいます。

あとはユニクロなどで乾きやすい下着を数枚と、シドニーやメルボルンなどに行くのであれば、薄手のセーターと軽くて折り畳めるダウンなどを持っていけば本当にコンパクトに服の荷造りは完了です。あとは必要になったら現地調達で大丈夫です。

日本からもったいないからと言って、多くの服を持ってくる方がいますが絶対に無駄な努力に終わりますので、その分のスペースは違うものを詰めるために取っておきましょう。今日の話はあくまでも男の子へのメッセージです。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中