私はオーストラリアの学校関係者と話す機会が多いのですが、彼らは日本人留学生たちにすごく好印象を持っています。なぜなら、他の国籍の留学生たちと出来るだけ交流しようと努力するし、遅刻、欠席は少ないし、アクティビティーにも積極的に参加して、学校を盛り上げてくれるからだそうです。
いつも気を使って、組織のために働く日本人のいい部分が評価されているわけです。確かにこれは長所でもあるし短所でもあるわけですが、日本人自身が思っているよりも、オーストラリアの教育者たちはこのような日本人のキャラクターを大切な事だと感じているようです。
もちろん、曖昧な笑いでごまかさずに、自分の考えている事はもっと明確に発言したり、積極的にクラスに参加することは日本人が気をつけなくてはいけないことだと思います。しかし、それと同時に、いつもチームのためにと考える志向は日本人が世界を舞台に活躍するためのアドバンテージだと認識しておきましょう。