日本人の留学生と他の国の留学生たちとの違いは、一度払ったお金に対する執着心というか、元を取ってやるという意気込みではないかと感じることがあります。
日本人は、授業料などについて細かく見積もりを出させたり、情報収集をしてお得な条件を探すのですが、一度申し込みをするとトーンダウンしてしまう人も少なからずいます。もちろん、留学を成功させている人は国籍に関わらず、申し込みのあとに、その投資したお金をひたすら無駄にしないように頑張る人です。
留学は消費活動ではなく投資活動です。それも預けておくと利息がついてくるような投資ではなく、投資したらそれを回収するためにひたすら努力しなければいけない投資です。その意気込みが日本よりも貧しいアジアなどから来た若者のほうがずっと強く、そしてグローバルな世界ではそういう海外の若者たちと切磋琢磨し合いながら、幸せに向かって努力していくタフさが求められているのです。