学費が守られるシステムがスタート


オーストラリアの学校ではこの7月1日から、新しく学費保護サービス(Tuition Protection Service (TPS))が導入されました。

すべての学校はその生徒の授業開始日まで、納められた学費を別の口座で管理をしなくてはなりません。ですから、たとえ学校が倒産したとしても授業がスタートしていなければ、納めた学費はすべて保護されているというものです。これは、数年前に永住権の申請基準が変わったときに、インド人などが永住権をあきらめて、通っていた学校をキャンセルして学校が倒産し、多くの留学生が被害を受けたために対策が考えられていました。

ですから、あとは留学エージェントを使った場合、そのエージェントが学校にさえ学費を納めていれば安心です。日本のエージェントは毎月まとめて送金したりするところがあるそうですが、私たちは、お客様からいただいた学費はすぐに学校に振り込んでいます。少しでも、お客様から預かったお金を安全な場所に移動しておくこともエージェントの務めだと考えています。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中