学生たちのポテンシャルをひきだす


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毎年恒例の大学生2週間研修の最終プレゼンテーションに参加してきました。この研修は夏休みと春休みにゴールドコーストで大学生向けに2週間の英語のプレゼンテーションについて学び、実践し、そして遊ぶという密度の濃いプログラムです。

今回は新たなチャレンジもいくつか。まず、この研修を企画から一緒に行って頂いている語学学校のInforumさんの既存の生徒さんからも参加を募り、ブラジルとスペインからの生徒も参加して、異文化体験もできたこと。それから、今まではあるテーマで賛成と反対に別れてそれぞれの意見をプレゼンするという内容だったのを、今回はシェラトンホテルとカランビン自然動物公園というローカルのビジネスをそれぞれ訪問して、そのビジネスやNPOへの提言をまとめてプレゼンをするという、より実践的な内容にしてみました。ちょっと難しいテーマなのかなと、心配していたのですが、それぞれの発表が英語のプレゼンとしてのレベルが2週間で驚くべきほど進化しているだけでなく、提言そのものも、もっと議論したくなるほどの質の高さでした。

あらためて、日本の大学生たちのポテンシャルの高さを感じました。彼らがぬくぬくとした環境や、すべてセットアップされた留学やインターンシップなどに参加するのではなく、今回のようにちょっと難しいテーマに挑んでもらうことのほうが大切なのだと確信しました。次回のテーマもさらにチャレンジングな内容にしたいと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中