私は中央線の吉祥寺と三鷹のどちらかの駅を使っています。今日三鷹の駅前でバスの案内板を一生懸命みている韓国人らしい雰囲気の大学生くらいの女の子の2人連れを見かけました。このエリアで外国人の方々に人気があるジブリの美術館への行き方を探しているのだろうと、英語で声をかけてみました。
すると、予想通り韓国人の方で、ジブリ美術館に行くバスを探しているとのことでした。ふたりとも普通に英語ができ、チケットはもう買ってあるなどの話をしながらバス停を案内しました。韓国の若い人達の多くは留学経験があり、履歴書にも留学について書くのが当たり前だということを聞いたことがあります。たぶん、今日会った子たちもそのような若者なのでしょう。オーストラリアでも日本人よりも韓国人の留学生が多い学校もあります。
今、韓国企業は世界でも日本企業に負けない、あるいは分野によってはそれ以上のパフォーマンスを発揮しています。オーストラリアでも携帯電話はサムソンかLGが主流です。HyundaiやKIAなどの自動車メーカーもしっかりとシェアを獲得しています。そのひとつの要因が、国際化、語学力の強さなのだと思います。留学をする若者たちが続いてきたことによって、国際化への原動力になっているのでしょう。人口が日本の半分以下なのに、国際的な地位は肉薄してきている、韓国の若者たちに負けないように、いや勝つとか負けるとかではなく協力して世界を良くしていくために、日本の若者たちも、できるだけ多くの方たちに世界で勉強をしてきてほしいと思いました。