オーストラリアがワーキングホリデービザの協定を結んでいるのは、イギリス、アイルランド、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、エストニア、キプロス、マルタ、カナダ、韓国、台湾、香港、そして日本です。これらの国の若者たちは、オーストラリアで基本的に1年間、勉強と労働の2つを同時に出来る特権があります。
このリストを見てもらえれば分かりますが、本当に選ばれた国ということなのです。中国やインドをはじめとするアジアの他の国の若者や南米の国たちの若者は、この特権を与えられていなくてもたくましく世界に飛び出していきます。日本人はこの特権がいかに恵まれたものなのかに気づかないと、グローバルなビジネスでの戦いには参加すらできなくなってしまいます。
ワーホリというと、どうもホリデー、遊びというイメージを持つ方も多いかと思いますが、今、私たちがお世話をしている若者たちはみんな将来の自分への投資として、この特権を使っています。ギャップイヤーという言葉も少しずつ浸透してきましたが、ギャップイヤーに飛び出すための手段として、ワーキングホリデービザというものを見直してもらいたいと思います。