スタッフとの会話


私たちの会社は全豪にオフィスを構えていますが、各支店を訪問するときはできるだけスタッフの方とも個別に話をさせてもらっています。私たちのようなサービスの品質が問われる会社は、日々起きていることや、スタッフの方々からの意見に改善の方向性のヒントが隠されているからです。

今日、あるスタッフが「自分がちゃんとベストを尽くしているかどうかをいつも気にしている。もっと何かできたのではないのかが気になる」という話をしてくれました。このようなスタッフや文化が私たちの会社を支えています。私たちの仕事のほとんどは、学校の紹介ですが、お客様のニーズをお伺いして紹介するとともに、お客様の人生を一緒に考えていくことも、学校選びには必要になってきます。その人にしっかりと向きあってあげているかは、カウンセラーの素質として一番重要なことだと思います。

そのようなスタッフが少しずつ増えていって、それとともに会社もゆっくりと、かつしっかりと成長していけるように経営をしていくことが、私自身がベストを尽くしていることになると、初心に帰ってシドニーをあとにしました。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中