シェアハウス2


日曜日のパースはとっても暖かかった!

お昼はタンクップやT−シャツを着た人達がいっぱい居ました^^
とても気持ち良くて、お散歩を1時間したらまた日焼けてしまった気がする。。。

でも今日は雨がちらついてます。午後からは晴れると良いな。
そんなパースの1週間のお天気はこちら↓
http://www.weatherzone.com.au/wa/perth/perth


さて、今回のブログも前回に引き続きの

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シェアハウス
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前回はオーストラリアでのシェアハウスの探し方について書きました。
今回は、実際にシェアハウス生活をスタートしてから起こる、ハウスメイト達とのありがちなトラブル、その解決方法を書きたいと思います!
後半では、トラブルとは少し離れ、私が経験したシェアハウスでの思い出話をしたいな、と思います^^

さて、それでは早速本題に入りますー!

私が聞く、オーストラリアならではのありがちなハウスメイト達とのトラブルとは。。。

その1      生活スタイルの違うハウスメイト達
その2      あれ!? 買ったはずの食べ物がない!!
その3      私/俺じゃない!壊してないぞ、汚してないぞ!!

タイトルからなんとなく内容が想像出来る方もいらっしゃるかと思いますが、
まずは順にご紹介していきます。

その1
生活スタイルの違うハウスメイト達

同じ家に住み、生活を共にするハウスメイト達。みんなそれぞれが、それぞれの生活スタイルを持っています。
学生の人もいれば、朝5時から仕事をする人、はたまた夜に仕事にでかける人。
生活スタイルが違えば、当然お料理をする時間やシャワーを浴びる時間も違ってきます。
また、人によって片付けのスタイルも違います。

’スタイル’が違うと、こんな事が起きたりします。
●夜中にシャワーの音で目が覚める。(自分の部屋がシャワールームと近い場合は特に)
●音楽やTV、ゲームの音量が大きすぎて寝れない。
●朝の1番混む時間のシャワーがとても長くて、朝の準備ができない(トイレやシャワールームがひとつの場合、起こりがちな事)
●料理をした後、鍋などを洗わずに放置する。

解決法
私は、この様な生活スタイルの違いを解決する方法はただ一つしかないと思います。
それは
’Communication’(コミュニケーション)
ハウスメイト達との話合いです。

何もとても真剣に会議などを開く、というわけではなく、
おしゃべりしている時や、顔を合わせた時に
’私/俺は、明日は学校/仕事で早いから、夜は少しボリュームを下げてくれないかな?’
とか
’私も料理をしたいから、なるべくキッチン用品を使ったら洗って欲しいのだけど、良いかな?’
とか、言ってみる。
これを英語で言う場合、語尾に’Please’(プリーズ)を付けると、感じも良いですよ^^
思った事や、不満な事はなるべく心に溜めないで、言葉に出して、相手に伝える事も大事だと思います。
伝えた後は、相手の話も聞く事が大事。
解決方法は、一人で探す物ではないときだってありますから^^

その2
あれ!? 買ったはずの食べ物がない!!
シェアハウスでは、自分の買った食糧がない!
明らかに調味料の減りが早い!!
なんて事があります。

良くある原因はハウスメイトの ’勘違い’。 という事が多いです。
ハウスメイト達は家の近所のスーパーで買い物する事が多く、当然利用するスーパーも一緒。
セール品などはハウスメイト達と被って買う事も多々あります。
そうなると、同じ銘柄の同じ商品が棚に2つ。なんて事が。

お料理などをする際、自分のものと思って使っていた物、食べていたものが実はハウスメイトの物だった。
という事実。

解決方法
自分の持ち物に名前を書くこと!
名前のイニシャルだけでもOK。

こうする事で、勘違いによるミスが防げますよ。
また、野菜などは1つの袋にまとめて、袋に名前を書いとく、という感じで誰の物か一目でわかるようにしとくとよいです。
でも、最近のシェアハウスでは、冷蔵庫なり食料棚なり、自分のスペースが決まっている家がほとんどです。
たとえば、食料棚だったら、1段目は私の。2段目はスティーブンの。3段目はケイミーの。
みたいに、段によって自分の持ち場があり、そこに個人の食料や私物を置きます。
冷蔵庫も一緒。

けれど共同スペースなんかではどれが誰の物かわからない事が多いので、その様な場合は、’上記の名前を書く’という方法がお勧めです^^

その3     
私/俺じゃない!壊してないぞ、汚してないぞ!!
最後にご紹介したいのは、退去時に起こるお話。
これはハウスメイトというより、オーナーさんと起こりがちなトラブルのお話。

前回のBlogで、Bond(敷金)の説明をしました。
入居時に家賃の2週間から4週間分のBondを支払い、退去時に何もなければ返してもらえるBond。
このBond,実はちょっと曲者なのです。
退去時には、だいたいどこの家でもオーナーが部屋のチェックをします。
傷をつけていないか、とか、汚してはいないか、などをです。

この時、自分では全く身に覚えがない壁の汚れや、傷を指摘される事があります。

’私/俺じゃないです。元々入居時からありました。’

と、言っても、オーナーに、

’いや、この傷は君が入るまではなかった!’

なんて言われる事もあります。そして水掛け論に発展です。
最終的に、Bondが半額しか返ってこない。。
なんて話を聞いた事があります。

解決方法
オーストラリアのシェアハウス、新築の家はほとんどありません。
自分が住む前に誰かがその部屋に住んでいた、という家がほとんど。
だから、自分が入居した時に必ずお部屋の状態をオーナーとチェックする事をお勧めします。
もともとある傷などは、オーナーさんにお伝えします。

’私が住む時からあったよ’とアピール。

ダイレクトに言うのが気が引ける、という人には、
’ここの傷はどうしたの?’
などと言ってみて、オーナーさんに自ら説明してもらうのも良いと思います。

念には念を、という人には、傷や汚れの日付け入りの写真を撮っとくのもお勧め。
この傷または汚れは自分が入居時にあった、という証拠を残しとくのです。

でも、時には自分が本当に床に傷をつけてしまったり、壁を汚してしまう事だってあります。
そんな時は直ぐにオーナーさんに言いましょう。
直ぐに言えば落とせる汚れだってあるし、直せる傷もありますので^^

シェアハウスの思い出
今回トラブルの事にフォーカスして書きましたが、
最後は、私のシェアハウスの思い出を書きたいと思います^^

私はオーストラリアに居る約5年間、5つのシェアハウスに住みました。
現在もシェアハウス住まいです!
今まで上記で挙げたトラブルはほとんど経験しましたが、その分楽しかった事や、嬉しかった経験も一杯ありました。

風邪で寝込んでいた時にハウスメイトがお粥を作ってくれたり(彼女はドイツ人で、この時初めてお粥を作ったそう、とても嬉しかった^^)、
日曜日の夜はみんなで映画を借りてきて見たり、
休みが合ったら海に行ったり、
各国のご飯の作りあいっこをしたり。

それぞれの家で、色々な経験をしましたが、一番印象に残っているのは、
マレーシアン系オーストラリア人、香港人、韓国人と、わたし、と計5人で住んでる今のシェアハウス。

住み始めた当初、ハウスメイト同士全く仲良くありませんでした。
掃除の仕方が違ったり、物音がうるさかったり、文化の違いだったり、
ハウスメイト全員が自分の言い分を突き通したくて、口論になったり。
(臭いから納豆を食べるのを辞めろ!と言われたりもしたな。。)
喧嘩が原因で、お互い全く口を全く利かない日もあったりもして、家の空気がどよーんと重い日もありました。

ある夏、ねずみが何匹も発生し、みんな怖くて眠れない夜が続き、とうとうみんなで協力して駆除する事になりました。
全員が同じ目的を持つ事で、団結力が生まれたのかな、
その後位からお互いプライベートの話や仕事の話などするようになりました。

最初から言いたい事を言ってたのが良かったのでしょうか、
序所にお互い譲る気持ちが出てきて、少しづつ、少しづつそれぞれが住みやすい家になっていきました。

1年経つ今では、週末はみんなで飲茶に行ったり、食事をしにお出かけしたり、
誰かの誕生日はケーキを買ってお祝いしたり、ととても仲良し。

住み始めた当初は、ただ帰って寝るだけの家が、
今では私の一番の落ち着く場所であり、安心できる場所です^^

家族でも恋人でも友達でもない、生活スタイルが違う他人と一緒に住むシェアハウス。
トラブルや不満だって出てきます。

でもそのトラブルは、事前に準備しておけばふせげる事だってあるし、
自分の意見だけを通さずに、相手の考えや文化を理解しようと努力する事で、
解決できる事もあると思います。

せっかくのオーストラリアでのシェアハウス生活、色んな経験をして、色々感じて、
オーストラリアでの生活の良い思い出になればいいですよね。

長くなってしまいましたが、
今回のBlog,オーストラリアでシェアハウス生活をする皆様の少しでもお役に立てれば良いな、と思います。

それでは、今日のBlog,最後まで読んで頂きありがとうございます^^