オーストラリアの物価について

生徒さんからの相談でとても多く聞く事は、
『思ったより物価が高い』。
わかります!長くオーストラリアに住む
私たちだって思う時があります。

多くの生徒さんは特に最初の1か月この事を考え続けて
ストレスを感じているようなので、
ストレス回避方法をご案内します!

まず『思ったより物価が高い』と言うのは、
日本でいつも買っていたものに比べて、
思っていたよりも高い、ということだと思うのですが、
オーストラリアはここしばらくの世界不況の中、

好景気を保つ国です。
まず出発前に日本より『全て』が安い国に行くという気持ちを
持たないで頂くのが 第一のポイントです。

例えば・・・

シドニー中心地で一人部屋友達と住む為には、
週300ドル以上がかかります。
日本円にして、月およそ10万円弱。
渋谷の真ん中に住む場合は、同じ条件で一人10万円前後、
同じくらいです。

郊外の住宅に住めば、家賃もスーパーでの野菜の値段も安くなる。
日本と同じです。

日本の支出の平均月額は138,000円だそうです。
政府から推奨されているオーストラリア平均生活費は月1500ドル、
日本円で12万円ほどです。
むしろ日本の方が高いといったところですね・・・

ですから、一つ目のポイントは

『日本と同じくらいの生活費がかかる国に行くと考えておく事』
です。

そして到着後『日本と同じ感覚で生活をしない事』です。
オーストラリアは労働者の最低賃金の高い国です。
また、日本と違い消費税も10%。
ですから外食をすると高くなりますし、
生活必需品以外に対しては日本より高い金額がつく事があります。
日本でコンビニのお弁当やお茶を買うのと同じ感覚で
買い物をしようとすると高い』と感じるわけです。

しかし、オーストラリアでの生活に慣れてくると
どこで買えば安く買えるか、という事も分かってきますし、
オーストラリア人の好むもは安く手に入る事や、
基本的な食費には税金がかかっていない事も分かってくるので
何か安くて高いのかが分かってくると
考えて買い物ができるようになります。

そして何より、お弁当は自分で作る、
休日は自然のある場所で過ごしたり、
ホームパーティやBBQをしたりというオージースタイルの
生活になってくると、お金を使う時はうまく使う、
そして使わない時は使わないという生活になってきます。

日本に比べるとひとつひとつが大きいものも多いですから、
フラットメイトとシェアする、冷凍庫で保存するなどして
うまく無駄を減らすと更に生活上手になれますね。

2番目のポイントは
『オーストラリアのライフスタイルや考え方を取り入れて
生活してみる』事です。

そして大きなポイント!1ドルを100円で計算しない事、です。
高いな・・・と感じている方は、
1ドルを100円で計算している事が多いです。
3ドル30セントのコーヒーは、330円ではなく、270円ほどです。
15ドルのパスタは、1200円。
このくらいのお店は日本にだってたくさんあると思います。
日本に安いお店がたくさんあるように、
オーストラリアにも安いお店だってたくさんあります。
是非探してみて下さい。気持ち軽くなりますよ!

それでも『お金がない』と感じる場合は。。。。
ローカルのアルバイトをしましょう。
オーストラリアは労働賃金の高い国です。
日本よりも高い時給で働く事が出来ますし、土日は時給もUp。
これを狙って働いている学生さんもたくさんいます。
ただし、英語力は最低でも中上級の英語力が必要となります。
日本でしっかり準備をしてきて下さいね!


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鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する