ウーロンゴンはイイ!

年始にNorth Coastに行ったので、今度はSouth Coastに!と言う事でイースターホリデー中に行ってきましたよ、ウーロンゴン!行き方は電車か車。今回はマイカーで行ってきました、ひたすらPrinces HWY を南へ。途中メルボルンまで1000kmなんて標識が見られますww。電車ならシドニー・セントラル駅 25番ホームから South Coast Line 1本で行けます。


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ウーロンゴンは、シドニーから南へ約1時間30分ほどの場所に位置するNSW州で3番目の都市で、人口は約28万人。都市の規模で言えば、QLD州のケアンズ(約13万人)よりも大きく、ゴールドコースト(約48万人)よりは小さい。

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先住民アボリジニの言葉でウーロンゴンは「海の音」、地域名を表すイラワラは「海の近くの高い場所」を意味していて、その通り、海と山の間のコースト沿いに南北に長く、たくさんの美しいビーチを持つ街です。QLD州のケアンズとゴールドコーストの両都市に住んだ経験のある自分から見て、両都市の良いところ取りの感じ。
わかる人には絶対わかるはず。街の雰囲気がビーチタウンなのでゴールドコーストよりではありますが、南国感はやっぱり市内道路の両サイドに植えられたパームツリーの影響なんでしょうね。パームツリーは見慣れちゃうと何とも思わなくなっちゃうのが寂しい感じですが、それよりも何より街の雰囲気がイイ、そこそこ大きな都市だけど、観光メインの都市のようにスレてない、生活へのほどよい密着感があり、その生活の中にビーチや自然が目に飛び込んでくる感じ。

そして、ウーロンゴン市の中心(ウーロンゴン駅周辺)には、Myer や David Jonesの有名デパートから、Coles, Woolworth、K-mart、映画館、4大銀行、郵便局、レストランにカフェ、アジア食料品店、普通に沢山、当たり前にありますので、生活には全く困らないです。

住人も殆どがオーストラリア人、さすがに学校や大学にはアジア系(特に中国)の人もいますが、今回の滞在中、アジア人口がホントに少ない、全然見かけないじゃん!と思いました。家賃は当然シドニーよりも安いし、住環境としても街の近く=海の近くに住むことが可能、無料のシャトルバスが毎日運行しているので、この路線沿いに住んだら交通費もいらない。

※Free Gong Shuttle Bus
http://www.wollongong.com/travel-info/free-shuttle-bus.aspx
Gong shuttle

そしてQLD州の観光都市ケアンズよりも都市の規模が大きいウーロンゴンなのに教育機関は2校のみ。
ケアンズの教育機関は6校に対してウーロンゴン大学とTAFEの2つです。人口比、観光客の比率、日本人への都市の認知度を考えれば、ウーロンゴンが「圧倒的」にローカル環境に浸れます。これとても大事なポイントですよね。

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留学するにおいて、通学する学校の質などはとても大切ですが、その前段階の都市選びってやっぱり大事・重要ですよね。
両校とも、ノース・ウーロンゴン駅近郊にあり、語学学校生でも現地学生と同じキャンパス内、ウーロンゴン大学付属英語学校の生徒なら大学施設、TAFE付属英語学校の生徒からTAFE施設も使えます。ウーロンゴンはシドニーまで電車で1時間30〜40分程度だから、平日はしっかり勉強とオーストラリアらしい生活を満喫して、たまの週末にシドニーシティへ遊びに行く、なんて留学スタイルは憧れちゃいませんか? 自分が13年前の留学生時代に情報が得られてたら、迷わず選ぶかも、って思っちゃうくらい、こういう環境で学べる留学生を少し羨ましく思いました。

留学の都市選びで迷っている、いわゆる普通のワーホリとは違うスタートをしたい人、ウーロンゴン大学も世界から見てもレベルの高い大学ですし、必ず選択肢の中に入る教育機関ですから、ウーロンゴンを選択するのはとってもイイ!賢い選択だと思います。

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する