大学留学前に得意レシピを!

ついに今年も7月となり、オーストラリアの新しい年度が始まりました。

昨年も多くの大学生の皆さんとお話をしてきましたが、特に高校を卒業したてで大学留学をする学生さんたちは、「初めての一人暮らし(親がいない暮らし)」「英語生活」「日本と違う勉強方法と勉強量」「友人づくり」の4つが一度にやってくるため、思っていたより大変だったと言われることが多いです。

留学をスムーズに進めていくために重要なものとして、良く話題に上がるのは「勉強量」「英語力」「友達作り」。もちろん、これはとても大切ですが、これらに時間をとると生活にまで手が回らず、苦手分野は放置されがちです。

そうなると大きく影響を受けるのは食事。課題が忙しくなってくると食事を作るのはもちろん、メニューを考えるのも買い物に行くのも面倒になり、簡単に食べられるパンばかり食べたりテイクアウェイばかりになるなど、栄養がかたより、大事なときに風邪を引いたりしてしまいます。

そうならないよう、これから大学進学を考えている高校生は、是非、「簡単に作れる&少しは栄養の取れる得意レシピ」を今から準備してみて下さい。3ヶ月もお家で作ってから留学をすれば何も考えずに作れるようになるので、きっと面倒なときでも作れるはず!

レシピは日本食もあると心が落ち着くのでいくつかはあるとよいですが、オーストラリアのスーパーで絶対に手に入る食材で「何が良いかイメージがわかない」という方のために一つお薦めをご紹介します。

健康・メディカル分野で世界的にも知名度の高いシドニー大学のリサーチ機関・チャールズ・パーキンス・センターとシドニー地方保健局で行っているHealth for Life Programでは、慢性疾患にならないための「健康的な料理、最適な栄養」が取れるレシピが紹介されていました。これは、健康に過ごせるためのリサーチセンターのシェフが考えてくれたレシピなので、栄養の点ではお墨付き。

その中でもお薦めなのは「Broccoli bruschetta」。材料も少なく簡単そうです!



そしてちょっとしたスナックにこちらも簡単で美味しそうです!



オーストラリアは、日本より大きなオーブンがお家にあることが多く、放って置くだけで一品作れるので慣れると本当に便利です。是非健康な留学生活のためにも、試して見てくださいね。

週末に私も作ってみようと思います!

【後日談】Sourdough Breadがなかったのと、チーズが得意ではないので、「トースト、Homes、チリパウダー」に置き換えて作ってみました。(TOPの画像)

切ってオーブンに入れるだけなので、ほぼ手も汚れず、出来上がったブロッコリーをトーストに乗せるだけなので、ものすごく簡単でした。トーストを焼くのすらしたくない時は、ブロッコリーだけそのまま食べても美味しいです。頑張れ大学生!

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する