オーストラリアの自然災害情報

今年の日本の夏は酷暑でしたが、オーストラリアもエルニーニョの影響で暑い夏になることが予想されています。

暑い夏、オーストラリアの場合、気を付けなければいけないのはブッシュファイア(bushfire:山火事)。

乾燥したオーストラリアではブッシュファイアが起きやすく、昔からある自然サイクルの1つではありますが、時には大きな被害をもたらすこともあります。

ブッシュファイアはリージョナル地域で発生しやすく、特にワーキングホリデーでファームジョブをしたりする方はブッシュファイアに要注意です。都市部近郊でも起こることがあり、煙が流れ込んできたりすることもあり、特に喘息を持っていたり気管支が弱い方は注意が必要です。

オーストラリアの災害情報はこちらのようなサイトで確認ができます。
オーストラリア気象局: Bureau of Meteorology
オーストラリア全土の気象情報を提供しています。
Queensland Fire and Emergency Services(QFES)
ブリスベンやゴールドコースト等、QLD州の緊急災害情報を提供しています。
NSW State Emergency Service(NSW SES)
シドニー等、NSW州の緊急災害情報を提供しています。
ACT Emergency Services Agency(ESA)
キャンベラ等、ACTの緊急災害情報を提供しています。
VIC State Emergency Service(VICSES)
メルボルン等、VIC州の緊急災害情報を提供しています。
TAS State Emergency Service(TAS SES)
ホバートやローンセストン等、TAS州の緊急災害情報を提供しています。
SA State Emergency Service(SASES)
アデレード等、SA州の緊急災害情報を提供しています。
Department of Fire and Emergency Services(DFES)
パース等、WA州の緊急災害情報を提供しています。
NT Emergency Service(NTES)
ダーウィン等、NTの緊急災害情報を提供しています。

また、NSW州のHazar Near Me appや、VIC州のVic Emergency app等、災害情報のアプリもあるのでダウンロードをしておくと便利かと思います。

確認の遅れが命に関わることもあるので、特に夏場は自然災害情報にご注意ください。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する