ブルーナの手しごと。ミッフィーがQUTにやってきた!

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

南半球・真夏のクリスマス!

ブリスベンはクリスマスムードが高まっていて、ツリーやサングラス姿のトナカイが姿を現しています。ストーリーブリッジもここ数日クリスマスカラーに色づいていて綺麗です♪



メインツリーの下にはサンタポストが設置されています。お父さんと一緒に、サンタに手紙を出している男の子発見!無事届くといいね…!

 

さてさて話は変わりますが、みなさん、ながい耳とまるい目が素敵なあの子をみなさんご存知でしょうか。

誰のことかしら。おや、手が出てきたぞ。


 

出ておいでーー!



そう!日本人には馴染み深い、世界中のみんなから愛されるミッフィーです!


なんと、現在ブリスベンを代表する大学、QUT内のミュージアムで”Miffy and Friends”「ミッフィーとおともだち展」を開催中!!!





miffy & friends

期間:11月21日〜2021年3月14日
営業時間:
平日 10am – 5pm
週末 12pm – 4pm
※月曜定休
場所:QUT Art Museum
入場料:無料!

QUT Official Website





私にとって、ミッフィーは昔も今もとっても特別な存在です。

小学生の頃から大好きで、学校で使う文房具やお道具箱の中はすべてミッフィーグッズでした。
アニメーションを見たり、絵本を読んだり‥いつもミッフィーがそばにいてくれたような気がします。

ミッフィーの出身はオランダ、ユトレヒト。作者ディック・ブルーナの故郷です。

ユトレヒトにはミッフィーミュージアムがあり、ミッフィー生誕60年記念祭の時には、東京支店Yuriと一緒にユトレヒトにお祝いしに行ったりしたほどのビックファンです。笑

▶ミッフィーにまみれる1日。そしてアーティストな家族♡(ブログ:せかいさんぽ)




QUTアートミュージアムでは、もちろん世界で一つしかない原画、ブルーナの初期作品、アプリを利用したアニメーションのしかけ、動画やミニゲーム、ブルーナに影響を受けて作られた他アーティストの作品‥などなど展示数多く、見どころ満載!! 気軽に、間近で、なおかつ無料で見られるなんて‥すごいですっ!行くしかありません!!

今日は、みなさんが見に行く時に注目すると、もっと楽しくなるかもしれないポイントを、豆知識にまとめながらご紹介していきますね。



ミュージアムの中はところどころ、壁ごとミッフィーカラーになっていて、ブルーナワールド炸裂です。手書き作品や、版画技術を利用した作品、着色前や下書きまで見ることができます。


ミッフィー豆知識① 色

作品に使われている色は、たった8色。ミッフィーやお友達を表現するだけでなく、作品内で表したい楽しい!や、愛おしい、悲しい!などの感情にも反映します。ブルーナによって厳選された赤、黄色、緑、青、茶色、グレー、白、黒のみです。


ミッフィー豆知識② 線

作品に近寄って見てみると、ブルーナがひいたラインをよく見ることができます。ブルーナの作品はすべて手書き。簡単そうにみえるラインも、目や口の位置も、こだわりにこだわり抜いて時間をかけて描いています。だからこそラインが少し揺れている。だからこそあたたかみが伝わるんだと思います。手しごと、かっこいいです。

そしてもちろん、原画なのでブルーナ直筆のサイン付き!!



ミッフィー豆知識③ 着色

線は手書きだけど、着色はどうしているんでしょう。今ならパソコンでソフトを使ったら一瞬で着色できますよね。しかし、なんとなんと、ブルーナの作品、着色は紙を切って行われています。

こんな風に、紙を切って、貼って、手書き線を乗せる。なんという途方もない作業!!



現代的!と思ったのは入館時に任意でダウンロードする、アプリを使っての作品鑑賞。EyeJackというアプリをダウンロードして、館内いたるところにある四角いボードを読み込むと‥

わ、不思議。それぞれ絵が動き始めます!!おやっ、ミッフィーが絵を描きをはじめたぞ?



ミッフィーが生まれるよりも前の作品や”ブラックベア”にも会えます。なんでこのクマさんは目が赤いのかというと、本を読むのが大好きで、いつでもどこでも、どんなときでも読みすぎちゃってこうなってます。かわいいなぁ




その他ブルーナを愛するアーティストたちによって作られた作品展示も楽しめます。
あ、ピカチュウとバックスバニー見っけ!



まだまだ紹介したい、素敵な作品がたっくさん。しかし、話が止まらなくなっちゃいそうなのでこの辺で‥w


ミッフィー展を楽しんでいる時に気づいたことは、他にも観覧者がいたけれど、みんな口元がほころんで、目も優しくなっているところ。丹精こめて作られた、愛にあふれた優しい手仕事は、観る人のことも優しい気持ちにさせるんですね。


まだまだ開催終了まで時間がたっぷりありますので、是非みなさんもミッフィーと友達、そしてそんな優しい気持ちに会いに、QUTミュージアムまで行ってみてください!




PS

やっぱりまだ話したい!!ww話しきれなかったミッフィー豆知識色々!


①ミッフィーの名前

ミッフィーはオランダでは小さなうさぎという意味の「Nijntje(ナインチェ)」と呼ばれています。日本では昔「うさこちゃん」、中国では「米飛」などなど国によって呼ばれ方が違います。40ヶ国語に訳されてるんだからすごいですよね。


②ミッフィーの出生

ミッフィーは、ブルーナが息子が夜寝る時のお話タイムから生まれました。お話はもちろん、その愛くるしさと、デザイン性、シンプルさ、色…魅力満点の絵本は40ヶ国語にも翻訳され、沢山の人に親しまれるようになりました。


③なんで口が☓ばってんなの?

笑。ずっと私口がばってんだと思ってました。 (・×・)

しかーし、これは鼻と口だそうです。ばってんなワケではありません。


④じゃあ、口はずっと閉じてるわけ?
いいえ、実は、歌う時やびっくりしたときは、口がまあるく開きます。


⑤そういえば、横顔ってみたことないんだけど…

そうです。ミッフィーには横顔が存在しません。笑

自転車に乗るときだってこっち見てます。(危ないよ、前見て!!)

なぜならいつでもこどものまっすぐな瞳に応えたいというブルーナの考えなのです。

あ!ほら見たことか。ころんじゃった!!笑



みなさんも、楽しんできてくださいね。またねっ!!


ユトレヒトにて。

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する