出逢いと、一時の別れ

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

ブリスベンには短いが訪れていますが、日によっては日中は半袖で過ごせてしまうくらい暖かかったりします。そんな時、改めてクイーンズランドって良いよなーって思います♪



さて、とっても個人的なことになるのですが、今日は私の友人が国に帰る日です。彼女との出逢いから帰国までの時間を振り返って、心がいっぱいになっています。

彼女のことを想うと、いつも心があたたかくなる、そんなとっても大切な友達です。

ちょっと取り留めないかもしれないですが、最近考えたことをシェアしますね。


イタリア北部のボローニャ出身のロリーは、グリフィス大学のPhDにてメンタルヘルスの研究・レポートの執筆をしています。


彼女との出逢いは、友人が誘ってくれたサンバのドラム練習会でした。

音楽は言葉を介さずともコミュニケーションが取れます。曲に合わせて見よう見まねで一緒にリズムを作っていく‥陽気なサンバのメロディーとリズムに合わせて自然に体が動いて、顔がほころんで、オープンなメンバーに囲まれ、とっても楽しい時間を過ごしました。1時間程のレッスンが終わった後はみんな自然に打ち解けてニコニコ顔。


私はレッスン中に、特段楽しそうに、真剣にドラムを叩く女の子がずっと気になっていました。

”音楽がとっても好きなんだろうな〜”

そしてレッスン後に話しかけたのを覚えてます。心地よく会話がスタートし、連絡先を交換して、またすぐに会おうねと約束して別れました。


それからというもの、私たちは毎週のように連絡を取るようになり、週末や仕事の後に会うようになりました。

サウスバンクのラグーン(人工ビーチ)で、シティの景色を眺めながらひなたぼっこを楽しんだり、ブリスベン川沿いを延々、とりとめもない話をしながら散歩したり‥。特別なことをしなくても、いつも特別楽しい時間になりました。


3月頃から世界的にコロナウィルスの状況が良くなく、しばらく私とロリーも会えなくなってしまいましたが、自粛が緩和され久しぶりに会えた時に、ハグで挨拶する代わりに、ソーシャルディスタンスを取りながら足で挨拶したのもすごく印象に残っています。久しぶりに彼女に会えたのがとっても嬉しかったんですよね。


いつも私たちは色んなトピックについて、お互いの考えを伝えあったり、他愛もない話に笑ったり、それぞれが過ごしてきた人生に起こったことお互いの国の文化や言語について話していました。

優しく、美しく、頑張り屋で、芯の強いロリーと一緒にいると、いつも楽しくて、新しい学びがあり、とっても良い影響を受けているのが自分でも良く分かりました。



彼女との出逢いを振り返って、まず私が良かったと思うこと、それは私とロリーの間に英語という共通の言語があったことです。

今私はイタリア語の勉強をしているのですが、同じラテンの言語でも、英語とイタリア語は、発音、単語、文法、表現が全く違う!!

もし私が(もしくは彼女が)英語を話せなかったら‥せっかく奇跡的に素晴らしい出逢いを持てたとしても、意思疎通ができなかったし、彼女の思いや経験を知ることができなかった…。もしそうだったら本当にもったいなかったなと思います。

やっぱり英語って大事だなって心から思いました。


オーストラリアでは、色んな国の人たちと出逢う機会がうんとあります。そして、別れもあります。

こういった折に、改めて人との出逢いについて考えたりします。イタリア・ボローニャ出身の彼女と、日本・横浜出身の私が、なんとオーストラリア・ブリスベンに同じタイミングに滞在していて、サンバドラムで出会うって奇跡みたいな確率だと思うんです。

でも、人生で大切にしたいと思う人との出逢いって、ただの偶然ではなく、宇宙に仕組まれた必然なんだろうなって思います。意味があって、出会うべくして出会うんだろうなって思います。(すみません、いきなりぶっ飛んじゃいました。でもそう思うんです、ほんとに)

そして、そんな人は例え国が離れ離れになってしまったとしても、必ずまた最高のタイミングで再会できると信じています。

だから、さみしくありません。ちょっとだけ離れるだけです。;( 私達は、次にボローニャで再会することを約束していますし、必ずそうなります。




素晴らしい出逢いとコミュニケーションを重ねて、良い時間や想いをシェアすることで、良い影響を受けたり、与えたり‥人生がもっともっと豊かになるんだろうと思います。

留学生、ワーホリさんたちは、オーストラリアで国籍問わず沢山の出逢いがあります。きっとその中には、強い縁があって引き寄せられる人がいます。

日本にいたら出逢えなかった、人生で大切になる友達…。きっとあなたにとっても良い影響を与えてくれて、あなたもその人に良い影響を与えることになるんでしょうね。近い未来、逢えるのがとっても楽しみですね!

そんな素晴らしい出逢いをしたら思いっきりコミュニケーションが取れるように、英語力はもちろん、人間力も磨いておきたいですね。

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する