プレゼン資料作成のスキルを上げよう!

最近は少し涼しくなってきて、いよいよ秋を迎えそうですね。
さて、今日はプレゼンについてのお話です。特に休学留学の方に向けて伝えたい内容です。
大学在学中に鍛えてほしいスキルのひとつが「プレゼン資料の作成」です。
私は現在オーストラリア留学センターに勤めていますが、以前は日系グローバル企業で働いていました。


そこでに入社当時困ったこと…
・プレゼンの資料の作り方がわからない
・日本語でもわからないのに、海外の子会社向けに英語でも作らないといけない




私は日本の大学を卒業していますが、文系学部でレポートはあってもプレゼンをする機会は滅多になく、誰も作り方を教えてくれませんでした。
(プレゼンといっても、スライドに箇条書きやまとめを少し書く程度。今思うとあんなのはプレゼンではない、と思います。笑)



機会が少ないので資料作りが重要なことと認識せず、作り方を調べたり、勉強することもほとんどありませんでした。



そんな状態で卒業し、入社した会社は自走(自ら考え行動する姿勢)を求められるベンチャー志向の会社。誰も手取り足取り教えてくれません。
見よう見まねでやってみるものの、日本人の多くがプレゼンの上手なやり方なんて学んでいないので、上司や先輩が作っているやり方が正しいのかもわからない。笑
そして結局はプレゼン資料は「話す」こととセットなので、ただただ資料を作ればよい、というものでもない。



海外大学では当たり前のように中学や高校でもプレゼンがあり、大学でもかなりの数をこなします。
そんな彼らから見ると、日本人の作るプレゼン資料は、文字多すぎ、要点がわからない、印象に残らないなど、あまりポジティブな印象ではありません。



休学留学の多くの大学生が1年程度英語力を上げるために留学され、そして、将来海外に関連する仕事をしたい方だと思います。
語学学校でも専門学校・大学でもプレゼンテーションはあります。ぜひ英語を学ぶのと同時に、プレゼン資料作成スキルも磨いてください。



将来海外で働いたり、外国人と職場を共にする際、高いプレゼンスキルは必ず活きてきます。

泉 紗矢香 / Sayaka Izumi

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 M144)。ゴールドコースト在住。大学在学中に留学を経験し、新卒で楽天株式会社に入社。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを飛び回る。仕事を通して自身の留学が人生や将来の仕事を考える大きなきっかけになったことを再認識し、「より多くの人が、留学を通して英語力を磨き、視野を広げ、豊かな人生を送れるようサポートしたい」という思いから、留学業界へ転職。