今、美術館がおもしろい!(GOMA/無料)

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

あと1ヶ月程でTAFEは秋休みに突入します。ホリデー前に全授業の課題を提出しなければいけないので、毎日バタバタしています〜。気合いで頑張りますよっ!

先日クラスメイトと一緒に課題を片付けに州立図書館で勉強しがてら、隣にあるGOMAに行ってきました♪

GOMAはクイーンズランド州が主催する近代美術館で、Gallary of Modern Artの略です。




▼GOMAオフィシャルサイト

とっても立派な美術館ですが、なんと入館料無料!すごーいっ‼
誰でもふらっと入れる環境、とっても良いなと思いました。


GOMAでは常設のオーストラリア出身アーティストのエリアと、期間的に行われているイベントエリアがあります。現在行われているのは…


THE 9TH ASIA PACIFIC TRIENNIAL OF CONTEMPORARY ART

※4月28日まで

▼イベント詳細

期間中、アジア太平洋地域出身のアーティストの400以上の作品を楽しむことができます。
絵画や写真、版画、装飾品などが展示されていました。中には見上げきれないくらい大きな作品も。見応えがありましたよ〜!



影まできれい‥♡


織り上げられたそれぞれの女性の名前はアーティストのもので、各人が着ていた服で作られているんだそう。服の色ってその人らしさが出ますもんね〜。面白い!


そして、日本からもいくつもの作品が来ていました。


▼A Fleeting Bloom

※9月29日まで展示

源氏物語の屏風や、阿弥陀如来の仏像、歌川広重(一立齋廣重)の東海道五拾三次


古典や歴史の授業で勉強しましたよね。まさかブリスベンで見るとは!思わず感動しました。

「ねえねえ、The Tale of Genjiってどんな物語なの?」
友人に聞かれました。

「えっとね、光源氏っていう主人公がいたんだけど、めちゃめちゃプレイボーイでさ。色んな女の人をとっかえひっかえ‥な、まぁ長い恋バナだよね。」

※その後友はHIKARUGENJIを画像検索し、光GENJIが出てきて爆笑w

「なんでみんなローラースケート履いてるの?」
wwwね、なんでだろうね?私もわかんないw


「漢字もアートだね。かっこいい〜!どんな意味なんだろ?」

「白い雲?が抱く‥何をだ?ちょっとまってね、(幽ってどんな意味ー!Google先生〜!奥深く物静か‥)静か‥石‥
うーーん、きっと、白い雲がどーんってあって、静かーな山奥なんだと思うんだけど‥それが石を包んでる‥みたいな、景色を表してるんだと思うよ‥多分ね。」

「わー、なるほどね〜!想像してみると面白いね!」

※改めて調べてみると寒山という詩人の禅語で、「はくうんゆうせきをいだく」と読むんだそうな。友よ、私の拙い説明に良い反応を‥ありがとう。泣

「日本の芸術って金色の使い方がとっても素敵だね〜!」

日本の作品にはしゃいでくれる友人を横目に、改めて‥日本の文化、歴史、古典、漢文の知識って最低限必要だなぁと思いました。笑

日本の文化に興味ある海外の人は多いです。質問されてうまく答えられないとむずがゆくなります。もっとちゃんと教えてあげたかった…。勉強不足、そして語彙力不足!ごめん友よ!

さて、常設のオーストラリア出身のアーティストコーナー。素敵な作品作りをしている人がいっぱいいるんだなぁと感激しました。のびのびした環境がそうさせるのか‥また、オーストラリアらしいアボリジニの影響を受けた作品もありました。



フリーハンドの細かい線で書かれてるけど、遠くから見ると布に見える!と思ったら漁の網がモチーフでした。すごい表現力。


この大きな作品は西オーストラリア州の4姉妹によって小さなドットを用いて描かれていました。色がとってもかわいい‥

などなど、これは写真では伝わらない!!是非遊びに行ってみて直接楽しんで下さいね。

今はオーストラリアのアートにも触れられ、下記も含め、日本やアジアの文化を友達とシェアできる良い期間だと思いますっ♡


PS1 美術館びっくり


館内には小さな椅子、紙、ボード、鉛筆が置いてあって自由にスケッチができるようになっていました。見るだけじゃなくて描くことでさらにじっくり作品を楽しめると思いますし、美術を勉強する人にとっては最高!良いアイディア〜!私も今度描きにこよーっと♪


PS2 日本の映画も無料で上映!

各地アジア映画も見ることができますよ〜!スケジュールを調べて友達と行ってみても楽しいかも‥♪

▼APT9 Contemporary mellow dramas

日本からはなんと、話題になった是枝祐和監督「万引き家族」が上映!しかも入場料無料。


4月3日  18時〜
4月28日 15時〜

(希林さん‥‥リリーフランキー大好きなんです。絶対行こっと!)

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する