センター試験の英語問題を解いてみた

受験生の皆さんは、センター試験が終わり、いよいよ最後の追い込みですね!

この時期、私も受験時代を思い出します。

当時(15年以上前!)進学校にいたわけではないので、同級生の多くは推薦入試で合格を決める中、受験で最後まで残っていたのは自分含めて数名のみ。遊びやバイトに勤しむ同級生を横目に、孤独に勉強をがんばっていた記憶があります。
自分の今の英語力がどこまで受験に通じるのか、今年のセンター試験の英語問題(筆記)を解いてみました。

結果はこちら。

所用時間:47分/80分
得点:183点/200点


「お、結構いけるんじゃね?」と思いました。

現役の頃は、どのくらい得点できていたか全く覚えていませんが、180点以上でなかったことは確かなので、英語に関してはまだまだ受験に通用する(のか?)。

ちなみに、間違えた問題の一部はこちら。

[第1問]下線部の発音がほかの3つと異なるものを選べ
問3:①stone ②story ③total ④vote

正解は「story」、自分はstoneを選んでいました。
他の3つは「ou」の発音で、storyは「ɔː」。

storyとstoneで迷いましたが、見事に外しました。

[第2問]文章に当てはまる正しいものを選べ。
問10:The police officer asked the witness ( A ) the situation as ( B ) as possible.

①A:describing B:accurate
②A:describing B:accurately
③A:to describe B:accurate
④A:to describe B:accurately

答えは「④」、自分は「②」を選んでいました。
回答を見て、「ask~to do」じゃん!、と凡ミスに気づきました。。。

[第3問]パラグラフのまとまりをよくするために、取り除いたほうがよい文を1つ選べ。
問2:パラグラフが長いので書きませんが、この問題かなり悩みました。

この文章取り除けの問題は3問あり、一番解くのに苦戦しました。速読をすると、なんとなく文章がつながっているようにも感じる、だけど立ち止まってよく読んでみると、2つまで絞れるものの悩み出す・・・といった感じで、一番時間がかかったセクションでした。

最後の「第4~6問」の長文問題は、メルボルン大学時代に嫌になるくらい文章を読んでいたことがまだ生きているのか、全問正解をすることができました!

あくまで個人の感覚ですが、センター試験の長文問題が全部できれば、IELTSのリーディングは5.5以上取れるのではないかと思います。

日本の英語教育、何かと批判もありますが、高校で学ぶ文法や表現は、オーストラリアの大学でも十分使うことができます。ただ、アカデミックな場面でどう使うか、といったことを学ばないので、英語力を活かしきれていないのだと思います。

海外進学をお考えの方は、ぜひ高校英語の勉強もがんばってください!

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する