茶碗で牛乳を飲む

坂本家は、小さい頃から食事の時の飲み物は「牛乳」でした。

ご飯と牛乳、味噌汁と牛乳、焼き魚と牛乳、焼き肉と牛乳。
うちは3人兄妹で、夏場は冷蔵庫に10本牛乳パックが常備。
でも1~2日でなくなるという牛乳の消費量。

日本乳業協会から表彰されてもいいんじゃないか、という飲みっぷりでした(ただ、兄妹3人とも身長はそれほど伸びませんでしたが・・・)。

たいがい、「食事の時の飲み物は牛乳」というと、「え~~!!??」という反応を頂きます。

ご飯+牛乳でも若干引かれるんですが、坂本家の中でも母と私しかしなかった牛乳の飲み方があります。

それは、

「ご飯を食べ終わった茶碗に牛乳を入れて飲む」

先日、この話を日本人の友人に初披露したところ、「え~~!!??」を通り越してドン引きでした。

この食べ終わった茶碗で牛乳を飲む、牛乳に甘みが増して美味しくなるんです。
いくら主張しても、誰も信じてくれず、私との距離がどんどん離れていくのを感じます。

オーストラリアではまだ試したことがないので美味しく飲めるかわかりませんが、日本にいる方、ぜひ試してみてください。

きっと、新しい世界が開けます。
そして、共感した方は教えて頂けると嬉しいです。
同じ日本人でも、生活習慣や家庭のルールは違います。

オーストラリアに来ると色んな国の人たちと出会うチャンスがあり、生活習慣や考え方の違いに驚くこともしばしばです。自分では「当たり前」と思っていたことが、実は当たり前ではなかった、そんな発見があります。

ちなみに、私が食事時に牛乳が当たり前ではなかったと気付いたのは、中学生の時。友達の家で晩御飯を食べた時に「なんで牛乳じゃないの??」と戸惑ったことを覚えています。

牛乳の話を無理やり留学に結びつけようとして無理が出ましたが、習慣の違いを話題に留学生と話をするのも面白いので、留学中はぜひ色んなバックグラウンドの人とコミュニケーションを取ってみてください!

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する