また行きたい場所、会いたい人、見たい景色があるオーストラリア。
私にとって本当にかけがえのない時間で、「最高だった!」と胸を張って言えるワーホリライフでした。
そんな風に思えるための「ワーホリ成功の条件」とは・・・?
【条件その1:英語を使う事を恐れない】
初めて会う人と話すだけでも少し緊張するのに、それが言葉も文化も違う人となると尚更緊張しちゃいますよね。メールやレジュメ、勤務していた学校の授業資料を作成するのも時間がかかって、苦労する事もありました。でも緊張するから、間違えるのが恥ずかしいから、苦労するからと言って英語を使わないのはやっぱりもったいない!
高校時代のパース留学や世界旅行のおかげで、私の英語を使う事に対しての恐怖心はワーホリ前になくなっていました。
もちろん最初の頃は恥ずかしいし、間違えるの嫌だな、どんな風に思われてるのかななんて気にしたりもしていました。でも間違ってでも一生懸命コミュニケーションを取っていると相手も理解しようとしてくれます!☆
カフェのバイト中、”ロングブラック”'と”ロングマック”の注文を聞き間違えてオーダーを通してしまった時に「ユリはまだまだ学んでいるところなんだから、間違えて学べば良いんだよ」と働いていたカフェのスタッフに言われ、気持ちが軽くなったのを覚えています。
何事も間違いや失敗を繰り返さないと覚えられない。それなら恐れずにどんどん英語を使っていった方が絶対いいし、自分のものになります。
【条件その2:自分でちゃんと選択する】
人生は選択の連続!大きなものから小さなものまで選択の種類はあるけれど、毎回考えないといけない選択。
悩み、考えぬいて、最終的にオーストラリアに行く!と自分で選んだ私。お金も時間も無駄にはしたくなかったし、何より自己決断だったからこそ自分の人生に責任を持ち、1年間を有意義に過ごす事が出来たんだと思います。
自分で選択するということは断る勇気をもつことにもつながります。
日本では誘われたら基本的には行く、ノリが良い方だったと思います。でも結局自分を疲れさせてしまう事もありました。
オーストラリアでは人に流されて時間を無駄にしない。
安心感のある日本人が集まる飲み会には参加せず、ローカルが集まるこじんまりとしたカフェに1人で行ってみたり、ナイトクラブよりも早起きをしてモーニングに出かけたり、クリエイター達が繰り広げるマーケットやイベントに参加し、そこで見つけたカードに大切な人たちへの想いをのせたり。。。
自分がワクワクするアンテナを磨き、大事にしていました。
自分は何が好きで、どう過ごしたいかちゃんと考えて選択する。そうすることでもっと行きたい場所や会いたい人に会える時間を手に入れられました。
無理をして付き合うことは相手や周りに、そして自分に対してとても失礼な事なのだと気づきました。
【条件その3:素直な心を持つ】
言葉や文化の違いを受け入れること。考え方の違いを理解する事。これらは全て素直な心がないと出来ないことです。また、間違えを指摘されたときや辛い事が起きたときもそのものごとに対して素直な心で受け止める。
バイト探しで履歴書を配ったけれど、電話がなかなか来ない事実を素直に認める。
生徒やお客さんに英語が通じなかった自分の英語力を素直に認める。
分からないという自分や出来ない自分を素直に認める。
時には頑張った自分を素直に褒めてあげる。
素直な心を持ち、そこからどうしたら良くなるか考え、行動に移すことは自分の成長につながると実感しました。
【条件その4:笑顔でいる事】
前回のブログでも書きましたが、とても気さくでフレンドリーなオーストラリアの人々。電車内やビーチ、スーパー。。。目が合えばニコッとしてくれる人が本当に多かったです。
知らない人にもそんな風に接する彼らのおかげで、オーストラリアは他の国よりも笑顔率が高い気がします。
接客で英語が通じなかったり、学校の授業がスムーズに出来なかったり、体調を崩してしまったり。。。
心に余裕がない時だってあるし、辛い時や悲しい時だってある。常に笑顔でいることは簡単ではない。でも何か嫌な事があったときに笑顔の自分に戻れる方法を知っておくと、その先には明るい未来がまっています。
捉え方ひとつで変わる。どんなことも成長につながる材料だと思ったら悪い事やいやな事も今これは自分を成長させるために起きてる事なんだと考えられ、踏ん張れる。
大失恋したシンガーソングライターがみんなが共感する素敵な失恋ソングを作るみたいに、負の感情をパワーやエネルギーに変えて生きる事は、海外で生活していく上でもとても重要なことだと思います。
笑顔でいる事は自分のまわりをも明るくし、物事をきっと良い方向に進めてくれます。
英語力だけじゃなくて、今後の人生にも大きな影響を及ぼすワーホリライフ。
良いものにするにはちょっとした自分の心構えで変わる。自分でだめと思ったらだめだし、だめな事も勉強だとポジティブに捉えたらやっぱりいいものになる!
感謝の気持ちを忘れず、限りあるワーホリライフを思いっきり過ごすと、オーストラリアで頑張った自分がちゃんと日本に帰国してからの自分につながり、なにかのカタチにすることが出来るんだと思います。