総走行距離約1,800㎞、パースに住んで一番長い距離のドライブでした。
まずはエスぺランスを目指して、約8時間のドライブ。
広大なオーストラリアの大地を時速110㎞でひた走ります。
気持ちの良いオーストラリアの田舎道、ドライブする時はいくつか注意点があるのでご紹介。
制限速度
田舎道に限りませんが、オーストラリアは制限速度に厳しい国。
日本では制限速度プラス10km、20kmで走っている車も多いのですが、オーストラリアは制限速度を超えて走るとすぐに罰金をくらいます。
特にスクールホリデー期間中は取り締まりも厳しくなるので、制限速度をしっかりと守って運転して下さい。
カンガルー
オーストラリアではカンガルー関連の車の事故が多いです。
弊社スタッフも過去にカンガルーと事故っています。
詳細は「車の運転はカンガルーにご注意を!パート2」、「当たり屋カンガルーとの遭遇で得た教訓」をご覧ください。
私は幸いカンガルーとの事故の経験はありませんが、これまで運転中、何度か道路を横断するカンガルーを見かけました。エミューに遭遇したこともあります。
カンガルーは特に夕方から夜にかけて行動するので、なるべくその時間帯は運転しないようにすることがお勧めです。
ガソリン・食料・水
日本の感覚で、ガソリンが少なくなってもなんとかなるだろう、はやめて下さい。
エスぺランスまでは小さな町もところどころにあるのである程度は大丈夫ですが、ガソリンスタンドは見つけたい時にはなかなか見つからないもの。
携帯電話も通じない、町もない、民家もない場所でガソリン切れになると大変です。オーストラリアの田舎へ行くときは給油はこまめに、そしてさらに内陸のほうを旅する時は本当に何もないので、ガソリンをタンクに入れて持っていくことも。
水と食料も同様に、十分な量を確保しておいて下さい。特に田舎へ行くと週末や祝日は開いているお店が少ないので、食料調達に苦労することもあります。
車の追い越し
田舎道に行くと片側一車線で100㎞以上のスピードで走りますが、遅い車もいます。
車を追い越す時のルールですが、センターラインが点線になっていれば両側から追い越しOK。
対向車線のほうだけ点線の場合は、対向車は追い越しOKで、自分のほうはダメ。
写真のように自分の走っている側だけ点線の場合は、自分のほうから追い越しはOK。
オーストラリアの田舎道を走っていると、天気や道路状態、車の色等の影響で対向車との距離感がうまくつかめないこともあります。自分側も対向車も距離感がつかめずに追い抜きをすると危ないので、安全のために昼間でも車のライトは点灯させておくことをお勧めします。
ロードトレイン
ロードトレイン(Road Train)、聞きなれない言葉だと思いますが、オーストラリアの超長いトラックのことです。
日本の大型トラックの荷台が2つ3つとつながっているようなイメージをしてください。
ロードトレインは大型で速度も遅いので、よく追い越しをかけます。真っ直ぐな状態の道で見ると、普通のトラックに見えますが、横から見るとこんな感じになっていることも。
ロードトレインだと気付かずに追い抜くと、車両が長くてびっくり!そして対向車が近づいてくる!!なんてこともありえます。「これだけ長いとすぐわかるだろう」と思う方もいるかもしれませんが、真っ直ぐな道で見るとトラックの長さはわかりません。
ロードトレインの前、後ろには「Road Train」や「Long Vehicle」とサインがあるのでトラックを見かけた時は注意してください。
オーストラリアでのドライブ、安全に気を付けて楽しんで下さい。
次回のブログで、エスぺランスの美しい海をお届けします!