皆さんこんにちは、メルボルン支店の せいじ です。

海外に長期に渡り滞在していると大なり小なり必ずトラブルに出くわします。そーゆー経験も乗り越えて人は大きくなっていくんだと思います。

ハロウィン、どう過ごしましたか？

先日の金曜、世間はハロウィン直前の浮かれモードで早々の帰宅のなか、先輩と2人で残業をしていました。少し小腹が空いたので、生徒さんのお土産で頂いたカントリーマァムをつまみながら、作業していました。

僕: そー言えばカントリーマァムって温めると中のチョコが溶けて美味しくなるらしいですよ。

先輩: そうなの？試したことなーい！

僕: やってみますね！

ほんの出来心だったんです。先輩に喜んで頂きたくて。。。

ボールに移して電子レンジへ。

もともと料理等は熱々が好みな私はヒートボタンを深く考えることなく2度押し(正味1分)。そのまま少し目を離してしまいました。

「チンッ♪」と言う音が聞こえ、おぉ〜出来た出来た。と蓋を開けた瞬間、テレビでした見た事のないようなドブネズミ色の煙が大量にもっくぅぅ～ッ!!!!と出てきました。

僕: うわぁ～やってしまったー！(笑)

と余裕なリアクションで煙をパタパタと仰いでいると、様子を見に来た先輩が

先輩:あー！なにやってんの！！ここ火災報知器あるんだよ！！鳴ったら罰金だよ！

僕: えええぇぇぇ！！！！

その言葉を聞いた瞬間、近くに置いてあったダンボール板で死ぬ物狂いで仰ぎました。先輩も策があったのか藁にもすがる思いだったのか、消臭スプレーをぱっすぅぅーっ！っと振り撒いて応戦。先輩がスプレーでいい香りにした空間を仰いて拡散、ドアもかつてない勢いで開閉をして換気と言うお祭り騒ぎの地獄絵図。しかし、数分の努力虚しく、とうとう

ーーーーーーーーーーピィーゥン！ピィーゥン！ピィーゥン！ピィーゥン！ーーーーーーーーー

2人：ああぁぁーッ！鳴っちゃった‼︎‼︎

数秒二人で固まったあと、先輩はサッとデスクに戻り作業。

僕: あの、、どうされたんですか？

先輩: え？もう鳴ちゃったものはしょうがないから、切り替えて仕事進めましょう。

、、、さすが仕事の出来る先輩は違います。とは言わても自分が原因のアラームが鳴り響いている中、とても仕事に集中できず。たまらず先輩に問いました。

僕：先輩、罰金ていくら位なんですか？

先輩：状況にもよるでしょ。詳しくは知らないけど過去に滞在先のマンションの警報機鳴らした生徒さんは$4,000-だったよ！

4,000ドル〜〜⁉︎ぅーわッ！無理無理！どうしよぅ。。これから暫く公園の草食べて生活するしかないな、、、次のブログのタイトルは「スーパーオーガニックライフ☆〜意外とイケる野草たち♪〜」で決まりだな。アハハハ。。。

なんて現実逃避をしていると遠くから聞き覚えのある「ウゥ〜カンカンカン！」というサウンド。それに畳み掛けてアラームがアナウンスになり「警報機が煙を探知しました。火災の可能性があるので、速やかにビルから出てください。」的な放送。廊下からはバタバタと焦って出て来る人たち。

温め1分、騒動1時間

あぁぁ、終わった〜。人生短かったぁ〜、と思いつつ、先輩とあたかも被害者の様に一般市民に紛れ込んでビルの外へ。幸い遅い時間だったので、残っていたのは勤勉なインド・中国系の会社員20人弱でした。

結局、素直に謝ろうと言う話になり、すでに一階で火元確認していた消防士たちのもとに先輩と駆けつけ、「すみません！マイクロウェーブでクッキー焦がしました！」と謝罪。笑って許してくれるオージーの人柄に感謝。更にパニック時で残念ながらハッキリした理由が聞き取れなかったのですが、罰金は？と聞いたら「今回はかからないよ！」と言われ神様に感謝!!もう２度と味わいたくないハロウィンナイトを過ごしました。

だから、保険に入ろう。

といった具合に、いつどこで事件、事故に遭うかわかりませんよね？全くの健康体だから、入らない方たまにいらっしゃいます。体が健康なのは分かります。ではあなたのキャラクターはいかがでしょうか？

料理が好き？天然と言われる？旅行先ではしゃぎがち？粗相しやすいタイプ？そんな方々は、病気にならなくでもパプニングを起こす・巻き込まれる可能性がありますのでご注意を。

私の語学留学中、たった3ヶ月のうちに、バイト先で油の入った中華鍋をヒックリ返し右手を大やけどを負った子、友達の送別会を家でやり、食器洗い中にシャンパングラスを割り指を深く切った子を直接見ました。もちろん二人とも緊急で病院に、保険に入っていたおかげて無事回復しました。是非旅行保険の加入はお勧めいたします!!

恐怖再び!?

あのドキドキ⭐︎ハロウィンナイトから１ヶ月も経たない先日、お昼頃にあの聞き覚えのあるサウンドが！今度は数え切れない数の人が避難。今回は自分が犯人ではないので、心置きなく野次馬になり写真撮影に成功。

どうやら原因は清掃業者が使っていたスチーム掃除機の水煙に反応してしまったそう。警報機も少し古いようで、そういった煙の原因を判断できないそう。

ココで英語のことわざをひとつ。

今回の事件を、このブログでも度々登場しているオージー友達のRex君話すとケラケラ笑って「Seiji,,,,Curiocity kiled the cat.」と言われました。「どう意味？」と尋ねると、オーストラリア・イギリスでは猫は9つの命を持っていると信じられていて、そんな多生な猫ですら自身の好奇心が原因で死んでしまう。転じて過剰な好奇心は自身の身を滅ぼすので注意。っという事だそう、、、はい。勉強になりました。

と言う訳で皆さん、以下の三点心に留めて頂きたいと思います。

1, 旅行保険に入る。

2, 1つの作業に集中する。

3, 適度なCuriosity(好奇心)にしておく。

最後に出火原因ならぬ出煙原因の写真を。関係者の皆様、ご迷惑おかけし本当に申し訳ございませんでした。