確かにオーストラリア、「何でこの名前!?」と思う地名があります。
どんな地名があるのか、いくつかを記事からご紹介。
「Foul Bay」-南オーストラリア州
ファウルベイ、「ファウル」と聞くと野球をイメージするかもしれませんが、不快とか不潔といった意味もあります。こんな名前を付けられてさぞかし汚い場所かと思いきや、実際は、とても美しいビーチだそうです。
なぜこんな名前になったのか、この場所は投錨して船を停泊させることが難しい場所で、探検家のMatthew Findersが、停泊できる場所を見つけることができず、「ふざけるな!」とこんな名前をつけたそうです。
なんて感情的な理由。。。
「Useless Loop」-西オーストラリア州
ユースレスループ、役に立たないループ、なんのこっちゃと思いますが、この場所、モンキーマイアへ行く時に通りました。モンキーマイアへの旅については、こちらをご覧下さい。
「ユースレス」なんて名前を付けられていますが、実はこの場所、日本の三井出資の会社が年間160万トンものを塩をつくる、オーストラリアの一大製塩所なのです。
ユースレスループの名前の由来は、1800年のフランスの探検隊が砂州に阻まれてシャークベイに入れなかったことだとか。
「Nowhere Else」-タスマニア州
日本語にするとなんでしょう、「他に場所はない」みたいな感じでしょうか?Nowhere Else、実際はファームランドが広がる場所だそうです。
元々この地域にあった道が放牧場で終わっており、「どこにも行けない」ということでこの名前がついたとか。でも、今はさらに道が続いており「nowhere else」ではなくなっているそうです。
「Come by Chance」-ニューサウスウェールズ州
これだけだと「偶然起こる」といったような意味ですが、この場所は人口200人以下の小さな町。
何が偶然かといえば、William Collessという方がクジに当たり、その地域の土地をゲットしたことだとか。Williamさんが、これは「come by chance」だと思いそれが土地の名前になる、って一体どんな経緯があったんだろうか。
他にも変な地名とその由来が掲載されており、詳細はニュースサイト、「Perth Now」の2015年9月15日の記事「Foul Bay, Banana, Nowhere Else and other Australian places with weird names」をご覧ください。
留学中、滞在都市の気になる地名の由来を調べてみても面白いかもしれませんね。