私の就職活動体験記-留学と就職活動

留学も後半に突入、そろそろ就職をどうするか考えなければならない。
でも、実際に就職活動はどうすればいいんだろう?
Super Opening Live 2011
by Dick Thomas Johnson

私は、メルボルン大学(University of Melbourne)大学院を卒業後、日本で一度就職しました。私の実際のお仕事体験については、「私の就職体験記」シリーズをご覧下さい。

今回は、留学中、実際の就職活動をどのように行い、就職に至ったかを書きたいと思います。ただ、私が就職活動をしていたのは2007年~2008年にかけてのこと。現在の留学生の就職活動は、私の頃よりもはるかにシステムが整ってきています。

弊社でも、1年以上の長期留学(ワーキングホリデー含む)の就職サポートを無料で提供しておりますので、ご興味のある方はこちらをご参照ください。

自分の記憶を巻き戻して、2007年11月。
大学院のエッセイやレポートも全て終わり、卒業を待つ自分。

だけど、「そろそろ真剣に帰国後のことを考えなきゃなぁ」と思いつつも、ハードな勉強の日々が終わり、ちょっとぼんやり気味。この頃は、オーストラリアに残る、という選択肢は考えずに、日本でまずは経験を積みたい、と考えていました。

はてさて、どうしたものかな、となっていた時。
同じくメルボルン大学を卒業する日本人友達D君が、日本語の本を持ち歩いているのを見かける。

その本には、「SPI試験問題集」の文字。

思わず突っ込んでしまう自分。

自分「ちょっとちょっとD君、SPI問題ってまじっすか?まじめっすか!?」

D君「いやいや、そろそろ考えなまずいと思って」

自分「実際、就職活動って何かしてるん?」

D君「日本人の友達から、留学生用の就職エージェントのサイト教えてもらったんよ」

ということで、自分もそのウェブサイトを検索。
そして、とりあえず登録。

実際の細かい手順は忘れましたが、登録してから、最初に履歴書を作成したと思います。

日本の履歴書書くなんて久しぶり。
そして、履歴書を書こうとして気付く。
自分は一体何の仕事をしたいんだろうか?

困った・・・
困った・・・
はてさて、困った・・・

履歴書一つまともに書けやしない。
考える人
by ZoAmichi

漠然と考えていたのは、せっかくオーストラリアで学んだんだから、「英語を使って仕事ができるものがいいなぁ」・・・留学に行く前や留学の最初の頃ならまだしも、メルボルン大学の大学院で学び、留学も終わり、というタイミングでこれじゃあ就職活動を始めることすらままならない。

私の就職活動は、こんなぐだぐだな感じで始まりました。

次回、「履歴書の作成」(タイトル仮)に続く・・・予定。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する