週末にグローバル人材というテーマでの勉強会に参加しました。企業がさらに海外での展開をしなくては業績が伸びなくなった現在、「社内公用語は英語」という企業も増えてきて、グローバル人材はどのような社員かという議論が多くの企業でされているようです。
私なりに簡単な定義を考えてみると、「日本でのパフォーマンスと同じことを海外でもさくっとできる人材」と定義するのが分かりやすいのではないかと思っています。どんなに英語が話せても、その人材の海外での能力は日本での能力やアウトプットを超えることは無いと思います。ですから英語だけの問題ではなく、日本語でのコミュニケーションの能力であったり、マネジメントの能力はすごく重要だと思います。 このスピードの時代、「じゃあ、来週から3週間海外出張行って、このプロジェクトを仕上げてきて。」と指示されて「はいはい」と身軽に飛び出して、結果を残してくる人材。そのときのプロジェクトのメンバーは自分以外みんな外国人。そのような人がグローバル人材のイメージです。 そのようなイメージを持ったときに、やはり、それなりの海外での経験というものが必要になってくると思います。日本だけで英語を勉強してTOEIC900点ですという人が、このような仕事をこなしてくるのかは、とても難しいと思うのです。ですから、若いうちからどんどん海外に出て違う文化とぶつかりながら、経験を積む必要があると思います。