親子短期留学について


お子様を連れて、この冬休みにゴールドコーストに親子留学にいらっしゃることになったお母様とお話をする機会がありました。単に子どもに海外を経験させたいというお話ではなく、お子様の将来についてしっかりと考えていらしたので、私自身も親子留学について深く考えるきっかけとなりました。

私はたとえ短期の留学であっても、人生を変えるきっかけになってもらえるようなプログラムをご提供したいと考えています。単なる旅行の延長上で、何も困ることが無く、ただベルトコンベアーに乗っていくような、パック旅行のような留学はお金の無駄であり、その分お金を貯めて将来の長期留学に備えてもらう方がずっといいと考えています。

そのような考え方の中で親子短期留学というものはどのように位置づけたらいいのか。主役はお子様ですから、子どもたちがどのような気づきを得られるかをデザインしていく必要があると思いました。となると、小学校高学年以上でないと、学びという観点では効果が少ないのかなと感じます。事前にオーストラリアの国について親子で勉強してみたり(私は大人向けにセミナーを開催していますが、オーストラリアの人口が何人か言える人はほとんどいません。)、子どもたちの興味のあること、例えばスポーツに興味があるならオーストラリアのスポーツについて調べて、あるイメージを形成してから行くことが大切だと思います。そのような準備をしていけば、実際に行ったときに、イメージとのギャップを感じて、それが気づきになるのだと思います。

今後このようなアドバイスをしながら、親子でのいい海外経験をサポートしていきたいと思いました。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中