お子様を連れて、この冬休みにゴールドコーストに親子留学にいらっしゃることになったお母様とお話をする機会がありました。単に子どもに海外を経験させたいというお話ではなく、お子様の将来についてしっかりと考えていらしたので、私自身も親子留学について深く考えるきっかけとなりました。
私はたとえ短期の留学であっても、人生を変えるきっかけになってもらえるようなプログラムをご提供したいと考えています。単なる旅行の延長上で、何も困ることが無く、ただベルトコンベアーに乗っていくような、パック旅行のような留学はお金の無駄であり、その分お金を貯めて将来の長期留学に備えてもらう方がずっといいと考えています。
そのような考え方の中で親子短期留学というものはどのように位置づけたらいいのか。主役はお子様ですから、子どもたちがどのような気づきを得られるかをデザインしていく必要があると思いました。となると、小学校高学年以上でないと、学びという観点では効果が少ないのかなと感じます。事前にオーストラリアの国について親子で勉強してみたり(私は大人向けにセミナーを開催していますが、オーストラリアの人口が何人か言える人はほとんどいません。)、子どもたちの興味のあること、例えばスポーツに興味があるならオーストラリアのスポーツについて調べて、あるイメージを形成してから行くことが大切だと思います。そのような準備をしていけば、実際に行ったときに、イメージとのギャップを感じて、それが気づきになるのだと思います。
今後このようなアドバイスをしながら、親子でのいい海外経験をサポートしていきたいと思いました。