大学図書館のコンセプト


2日間シドニーに出張して、マコーリー大学とウーロンゴン大学の2つの大学と打ち合わせをしてきました。2つの大学とも、オーストラリアのトップ8大学の次を狙っている大学なので、とても積極的に新しい事にチャレンジしています。伝統的な8大学もいいのですが、これらの元気な大学に行く方が、日本人の学生にとっては刺激的かもしれないと思います。

2つの大学とも、まず、図書館にすごく投資をしています。広さ、自習スペースの多さ、ネットワーク環境、アーカイブの電子化など、私が学生の時代とは全くコンセプトが違います。また、面白いのはプロジェクトルームと言って、学生たちがグループで打ち合わせをして、プレゼンの練習までができる部屋が数多く用意されている事です。

国際的なコラボレーションをしながら、プロジェクトを進めていくという、ビジネスの世界ではこれから重要になってくるスキルを大学生から学んでいるオーストラリアの教育の質の高さをあらためて感じました。1年でも休学して、日本の学生たちはこんな環境で勉強してもらいたいです。

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衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中