タイトルは、京都が本店のラーメン屋さんの味の種類ではありません・・!
6〜8月まで、日本で2ヶ月間勤務をしている間、日本でトライアスロンのレースに3つ参加してきました。
場所は、渡良瀬(群馬県)、野尻湖(長野県)、伯方島(愛媛県)。新幹線と車での大移動。
日本で新幹線や電車で自転車を運ぶことはとっっても大変でしたが、いい思い出になりました。
今日は、日本のレースで感じたオーストラリアとの違いを私目線でご紹介したいと思います。
①日本は入賞すると景品が豪華!
日本とオーストラリアのレベルを比較をすると、女子だけで言えば、オーストラリアの方が断然上。競技人口はオーストラリアの方が多いように感じますし、ストイックに取り組んでいる方が多いです。
オーストラリアで入賞したことはありませんが、日本では3レースとも表彰台に立つことができました。(トライアスロンには、総合順位と年代別順位があります)
そして、景品を貰うことが出来たのですが、一番最初のレース@渡良瀬での景品は地元産の米2キロ!次の野尻湖では1,2位の人は地元産の米10キロ、ケーブルカーの無料リフト券、、、。3位の私は、玄米で作ったコーヒ?!とえんめい茶。
宿で知り合いになった方は、男子総合1位、そして年代別でももちろん1位なので、20キロのお米をお持ち帰りになっていました!(羨ましい!)
伯方島では景品なし・・・でも、参加賞のタオルが、なんと今治タオルのバスタオル!!これだけで満足です。
オーストラリアでは、ブリスベンのトライアスロンチームのチームメイトが入賞していても、何か貰っているところ見たことがない気がします・・・。何か貰っているのかな・・?
②日本の主催者側の熱意が感じられるコース設定!
これは本当に個人的な感想ですが、私が出た3つの大会は、何故こんなコース設定?!と聞きたくなるランとバイクコース設定。
上の写真は伯方島のランコース。(景色の良いところを走ったのですが、階段が・・・!)バイクとランコースを見学出来るバスツアーがありましたが、企画者の方が「自慢のコースです!」とお話くださいました。バイクでは、トンネルも通りました・・!(トンネルを通るのは滅多にないです)
下の写真は、野尻湖のランコース中に出現する陸橋。
バイクコースと交わるためのこの陸橋ですが、かなり傾斜があります・・・!大会前日大雨だったため、バイクはなくなったにも関わらず、この陸橋は健在。
オーストラリアのレースは、バイクやランの周回が少ないですし、あまり「えぇぇここ走るの?!」というところはありません。(私が一番最初に出たNoosa Triathlonのバイクコースは1周でした。)
③前日必須の参加説明会!
オーストラリアのトライアスロンの大会は、定員が埋まっていなければ、前日のエントリーも可能。しかし、日本は1〜3ヶ月前の締め切りが普通なようで、私はのんびりしていたら、出場したかった大会のエントリーは締め切られていました。
日本の大会に出場して一番ビックリしたのは、必須の競技説明会。これに参加をしないと大会には出場することが出来ないのです。宣誓書の提出(印鑑入り)、当日は体調管理チェック表も必要です
オーストラリアの大会では、参加必須の競技説明会というのは聞いたことがありません・・・。伯方島の競技説明会の後は、前夜祭イベントまで!!(日本でこの前夜祭のあるところは結構あります)オーストラリアでは、大きな大会だと、大会後に、後夜祭がありますよ。
④地元愛、こだわりが詰まって素敵!
オーストラリアの大会でゴールをすると、多くの大会で置いてあるのはスイカ、バナナ、オレンジ、お菓子、飲み物・・・!ゴールした後はスイカ!が好きな私ですが、日本の大会では一度もスイカに巡り会えず(夏なのに・・・!)
その代わり、、、渡良瀬ではコンビニおにぎり、野尻湖は手作りおにぎり、カップラーメン?!、伯方島は、なんと!!!!伯方島塩ラーメン、今治焼豚玉子飯、大三島ソースオムそばの3種類、B級グルメの屋台が出ていました。
閉会式でも伯方島高校の太鼓演技。伯方島は、島全体がコースになっていたこともあり、島の多くの方がボランティアとして関わってくださっていました。夏休みが始まったばかりの中学生も大活躍。
歩いていたら、「おはようございます!」と挨拶をしてくれる、声を枯らしながら「頑張れー!」、「ファイトー、いっぱ〜つ!」等と叫んでくれる礼儀正しい、心が綺麗な子たちが応援してくれました。(彼らにはこのまま擦れずに大きくなってもらいたいと思ったのは、ここだけの話しです)
バイクコースには老若男女、多くの方が沿道に出てくれ、本当に楽しく伯方島の方々の愛を感じながら競技に参加することが出来ました!
同じ競技でも、国を変えると大会運営方法も全く違うことを実感!自分の好きな競技の大会に、国を変えて出てみるのも、様々な違いを発見出来て、面白いですよ!
ここからは余談・・・
伯方島の大会では、モデルの道端カレンさんも出場されていました。そして、最後の最後、11秒差で負けてしまいました・・・。
ランの途中まで自分が女子の3位にいることは分かっていたのですが、ランの最後2.5キロの折返しで後ろの方を走るカレンさんを発見。ラスト100mくらいで、沿道の方からの「カレンさん頑張ってー!」という声が聞こえ、その後綺麗に抜かれてしまいました・・・涙
「道端カレンさん、ゴール!」という大歓声の中、11秒後にゴールする私・・・。情けない・・・。次回は必ずリベンジ出来るように練習を頑張ろう!と心から誓ったのでした。
ゴール後にお話させて頂きましたが、とっても素敵な女性でしたよ♪